いちにち

amitsuka.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2018年 07月 06日

おっと、危ない危ない崩落登山道な船窪岳。

f0016656_07460529.jpg
一年の半分が過ぎた7月1日に雅ちゃんと船窪小屋周辺をうろうろしてきました。   ←結果論。














土曜日の退社後の20時に自宅を出発して、雷光激しい関越道を北上して上信越道、長野経由で七倉駐車場に着いたのが23時半。
思ったよりも車が止まっていて、翌日は睡眠時間の少ない3時起きの為、寝酒も無しで即就寝。。。







f0016656_07431992.jpg
4時前の東の空。
準備を済ませて出発です。











f0016656_07432845.jpg
始めの20分ほどは薄暗い森なのでヘッデンでの歩行。
それにしても蒸し暑く、歩き始めてすぐに汗が吹き出ました。










f0016656_07433670.jpg
今回の山行は、最近のワールドカップ観戦での戦う姿勢、一生懸命さに触発されて、「ボクの休日も一生懸命!」
・・・ってノリでのロングコースを雅ちゃんに提案したところ、OKが出たので七倉周回コースを目指す事になりました。


七倉ー船窪小屋ー不動岳ー烏帽子岳ー高瀬ダム。
・・・といった感じ。
車道歩きを敬遠して、タクシーのリミットの19時までに高瀬ダムに下山出来れば御の字といった計算です。










f0016656_07434370.jpg
本当は時間を気にしない、先にタクシーに乗っての時計回りが好ましいんですが、
今はまだタクシーは朝の6時半から稼働。
どう考えても歩きだしは7時という事になります。

そうなると下山時間は暗くなる可能性大な為にいろいろ考えてしまいます。。。


それくらい気持ちの面、日照時間の面、体力面などが噛み合わないと今の自分たちにはちょっとハードル高めの今回のコース。
ここのところの週末はそれなりに歩けているので、身体も出来つつあると信じて「休日も一生懸命!」
・・・が実現しました!










f0016656_07435134.jpg
以前も通った事のある登山道なので、それなりに表情は分かっているつもり。。。
でも前回との圧倒的な違いは、まとわりつくような湿度!










f0016656_07435802.jpg
そんな不快指数の中に咲いていた、可愛らしいアカモノ♡










f0016656_07440528.jpg
背後には北アルプスの端っこの唐沢岳。










f0016656_07441336.jpg
効率よく高度を上げていくので、急ですが登りに関しては歩きやすく感じます。










f0016656_07442106.jpg
胸突き八丁ならぬ鼻突八丁ってどんだけ?










f0016656_07442981.jpg
見た通りのへばりつく様な急斜面!










f0016656_07443601.jpg
下の方はギンリョウソウがたくさん咲いていて、上に行くほどアカモノやら沢山の花が顔を出し始めます♪









f0016656_07444478.jpg
駐車場には沢山の車が止まってたので、それなりに入山者がいるのかな?
と思ったけど、自分たちを追い抜いていったソロのお兄さんだけでした。

あの車の人たちは何処に行ったのだろうか?










f0016656_07445153.jpg
アカヤシオ?










f0016656_07445992.jpg
オオカメノキ。












f0016656_07450639.jpg
イワカガミ。










f0016656_07451400.jpg
やっぱり可愛いアカモノ♡

花が多くなると虫も多くなってきます!










f0016656_07452971.jpg
樹林帯を抜け、7時に天狗の庭。

雲海越しの槍が際立ってますね!










f0016656_07453637.jpg
こちらは唐沢岳。

駐車場も狭く、テン場も狭く、なかなか縦走と組み合わせる事が出来ずに、行く計画が実行出来ていない唐沢岳。。。










f0016656_07454351.jpg
樹林帯を抜けて雲海の上に立つと、やっぱり気持ちも上がります♪
なによりも冷んやりとした風が心地良い♪










f0016656_07455095.jpg
烏帽子岳も遠い。

小休止している先ほどのお兄さんと談笑。
周回は結構アップダウンがあって大変ですよ・・・と励まされました。










f0016656_07455748.jpg
梅雨時期の週末は奇跡的に晴れの日曜日が多く、週末登山が出来ていました。

そろそろ雨の日曜日になるかな?
ワールドカップ観戦で生活も乱れ日頃から疲労困憊。。。
・・・もあり、翌週は雨と読んで、この週は頑張ってみようと雅ちゃんには伝えていました。










f0016656_07460529.jpg
そこで、GWのブナ立て尾根から見ていた立派な不動岳や、登らなかった烏帽子岳を周回するこのコースか?

・・・を天秤にかけたところ、いろんな不安要素もありますが、サッカー観戦による熱い勇気に後押しされて、ちょっとハードル高めの今回のコースになりました。










f0016656_07461237.jpg
f0016656_07461976.jpg
チングルマも姿を現し写真を撮ろうとするも、虫多杉(怒)
口を閉じてないと、口の中に入ってくるくらいのブンブンブン!

・・・雅ちゃんのイライラもプンプンプン(怖)










f0016656_07462652.jpg
そんなんで雅ちゃんは写真の様に完全防備になりました。










f0016656_07463498.jpg
ティングルマ♡ 可愛いよね♪









f0016656_07464216.jpg
テカッテカのショウジョウバカマ。










f0016656_07465013.jpg
1〜2箇所ほど写真の様な雪の上を歩きました。










f0016656_07465932.jpg
7時40分過ぎに船窪小屋。

発電機?の音も響き渡り、小屋の中に人も居たと雅ちゃんが言ってましたが、虫多杉な為に休憩はスルー。
そのまま七倉岳に向かいます。










f0016656_07470674.jpg
そして七倉岳。

奥にはコマクサが咲き乱れてるであろう蓮華岳。










f0016656_07471339.jpg
取りあえず休憩は下りきった鞍部でと決め、船窪岳方面に進みました。










f0016656_07472397.jpg
ミヤマキンバイ?
いや、ミヤマダイコンソウかな?










f0016656_07473002.jpg
七倉岳から先は初めて歩くコースですが、テント場までこんな遠いの?
・・・っていうくらい小屋から離れています。










f0016656_07473775.jpg
船窪岳。

南側が白く崩落してますね。。。










f0016656_07474707.jpg
打ち上げ花火の様なミヤマカラマツ?










f0016656_07475474.jpg
切れ落ちた崖越しの槍ヶ岳。










f0016656_07480374.jpg
そして立派な山容の不動岳。










f0016656_07481010.jpg
ところどころ崖側と北側の二つに登山道があって、崖側の侵食が激しいんでしょうか? 崖側の登山道は途中で崩落していました。










f0016656_07482131.jpg
???










f0016656_07483168.jpg
キヌガサソウ♡










f0016656_07483943.jpg
非常に蒸し暑く強い日差しを感じる中、花を見たり、南北の槍ヶ岳、針ノ木岳などを眺めながら進み。。。










f0016656_07484760.jpg
8時40分、船窪乗越にて小休止。
あいにく虫はめっちゃ多い!










f0016656_07485357.jpg
船窪乗越から船窪岳までは北側を登る事になりますが、風が遮られめっちゃ蒸し暑い。
おまけに虫が超鬱陶しい!!










f0016656_07490041.jpg
エンレイソウ?










f0016656_07493215.jpg
雅ちゃんが好きなサンカヨウ。










f0016656_07495289.jpg
自分が大好きなキヌガサソウ♡

キヌガサソウやハクサンイチゲの様にシャープな花は、気品を感じて好き♪










f0016656_07495961.jpg
シラネアオイ。










f0016656_07501880.jpg
自分は気がつかなんだ。。。

何気に雅ちゃんが撮っていたベニバナイチヤクソウ?










f0016656_07502583.jpg
9時に標識が倒れている船窪岳山頂。










f0016656_07503873.jpg
その後、こんな場所を通過。










f0016656_07504666.jpg
足場も広く、ロープもあるので問題無く進めます。










f0016656_07505885.jpg
そこから壊れかけたやばい梯子を進み。。。










f0016656_07510899.jpg
前方を見て、想定外の景色に立ち止まる。










f0016656_07511596.jpg
写真では伝わりにくいけど、左の南側斜面は切れ落ちてます。
右の北側斜面も足場が崩れて切れ落ちていて、歩けるのはナイフリッジのピークの部分のみ。。。

足場がフリクションの効く岩場ならまだしも、小石と砂のザレ場なので、どういうこと??? 
・・・って感じ。。。










f0016656_07512293.jpg
対岸に緑のロープが見えるけど、未整備。例えロープがあってもこれはキツいんじゃない?
っていうのが正直な印象。

雅ちゃんが無理と答えると分かりつつ、

「雅ちゃん、どう?」
と、聞くと

「無理! 絶対無理! ロープで確保するならまだしも、「雅ちゃん頑張って!」の声掛けだけなんやろ? 私を殺す気か!」

・・・と、そんなやりとりがあり、ある意味雅ちゃんの返答にホッとして引き返すことにしました。










f0016656_07513078.jpg
初めての場所で、元の登山道がどうなっているのか分かりませんが、想定外の事に対応出来る準備も出来てないし、
その先の登山道でも、この様な場所があったらと思うと、見えない事が多過ぎるので、顔を洗って出直してきます。。。

またの機会に。。。

こんな事なら、船窪小屋で小屋の人に登山道の事を聞いてれば良かったと後悔。
周回やめて蓮華岳方面に行ってたのに。。。










f0016656_07513670.jpg
帰宅後、このコースを歩いた記録を探して見てみたけど、このロープのところの写真はあっても、先ほどの場所の写真を載せてる記事は見つかりませんでした。

今年崩落したばかりなのかな?
それにしても脆い山肌なので、いずれは通行出来なくなってしまうんじゃないかと、不安です。










f0016656_07514375.jpg
行きは巻いて通行した雪面も、登りでは通行出来ました。










f0016656_07515141.jpg
雅ちゃんと、これからどうする?
今から蓮華岳?

・・・には、モチベーションの低下もあり、無理。。。
そもそも船窪乗越から七倉岳の登り返しにも、暑さも手伝って急に体の重さを実感します。












f0016656_07515821.jpg
まさか、またテント場に戻ってくるとはね。

若干、ガスが湧いてきました。










f0016656_07520416.jpg
ウラジオヨウラク。

折角なので念入りに花を眺めたり、山野草を探したり、そっち方面に興味を抱いて歩いてました♪










f0016656_07521154.jpg
稜線に出ると多少、虫も少なくなったので、船窪小屋のベンチでランチ休憩をしよう♪ と決め込んで歩いてました。










f0016656_07521767.jpg
小屋前に咲いていたコマクサ。










f0016656_07522600.jpg
10時40分、船窪小屋に戻ってきました。

3名の登山者がビールを飲みながら休憩してる横で、自分たちも持ち込みビールで乾杯♪










f0016656_07523300.jpg
しばらくすると小屋の方が水場の偵察? から戻ってきて、気さくに挨拶してくれました。

自分たちは初めてのコースなので、引き返した場所の事をデジカメ写真で見せて、普段はロープが張られてるんですか?
と聞いたところ、まだ整備が出来てないので海の日までには何とかしたいと言ってました。

お礼を言って立ち去ろうとすると
「今、お茶出しますのでゆっくりしていってください」
と、優しく接してくれて、心穏やかになりましたし、取り巻く空気がゆったりしていて心地良かった♪










f0016656_07524178.jpg
人気の船窪小屋の噂は聞いて理解してますが、実際接してみると、みんなが船窪小屋を支えてるっていうのが分かる気がします。

実際、自分にもなにか出来る事ないか?
・・・とか、そんな気持ちが芽生えるような場所です。










f0016656_07524803.jpg
丁度、自分たちが出発しようとした時も、常連さん? らしき人が登ってきた時の歓迎っぷり♪
やっぱり、ウェルカムの気持ちが伝わってくるし、そういう気持ちには引っ張られてまた訪れたくなります。










f0016656_07525628.jpg
今回は周回出来ずにこういう結果になりましたが、すぐにでもまた日帰り周回に来ようという新鮮味は正直薄いです。

・・・でも、引き返した事で心地良い船窪小屋での時間が過ごせたので、次回は泊まりでの周回が良いね♪ って雅ちゃんと意見が一致しました。










f0016656_07530413.jpg
普段はカメラを向けても笑顔は無く、「笑顔の安売りするもんか!」
と突っ跳ねる雅ちゃんですが、そんな雅ちゃんの氷の心も解す様な暖かい船窪小屋♪

みんなにそうやって接しているんでしょうが、勘違いして舞い上がるくらい嬉しい振る舞いをして頂きました♪

後で分かった事ですが、この日が小屋開きだったようです。 
・・・道理でタルチョが舞ってなかった訳だ。


辺り一面真っ白に包まれた11時15分、下山開始。












f0016656_07531145.jpg
ミヤマキンバイ?










f0016656_07531936.jpg
f0016656_07532633.jpg
チングルマに。。。










f0016656_07533463.jpg
アカモノ。

花に囲まれて下っていきます。










f0016656_07534267.jpg
登りは効率よく高度を上げて歩きやすかったけど、下りになると目線も変わり、めっちゃ急やん!
話が違く無いけど、話が違う〜!!










f0016656_07535117.jpg
しかも梯子等の段差も多く、注意して歩かないと躓きそう。
躓いたらタダじゃ済まされない傾斜です。










f0016656_07535833.jpg
烏帽子岳からの周回の最後が、この七倉尾根の下りっていうのは注意が必要で大変そうですね。










f0016656_07540754.jpg
下山するにつれ、蒸し暑くなり汗が目に入り痛い思いをしながらの下り。
1リットル以上汗かいたんじゃないかって言うくらいの汗の量で、顔じゅう塩だらけの自分。(ババい?)










f0016656_07541585.jpg
13時40分、ようやく駐車場に戻ってきました。

七倉山荘の温泉に入り、渋滞に巻き込まれながら雅ちゃんの運転で19時半に帰宅。   雅ちゃん、いつもありがとう←助手席から












f0016656_07542560.jpg
その後、後片付けを済ませて楽しみにしてたもの ・・・今回の戦利品♪


初めての経験だったのでケーコちんに、あーだこーだといろいろな質問。
bebeさんには根曲がり竹じゃない事を祈る(笑)って。。。

色んな教訓もあって、結局は焼いただけですが写真の様になりました♪










f0016656_07543138.jpg
根元が成長し過ぎて、美味しく食べられるところはちょっぴしですが、美味しくビールの肴として頂きました♪











f0016656_08041683.jpg
不本意ながら、今回の歩行距離。











f0016656_15161710.jpg
今回はサッカー観戦から来る日常の疲労、体力面での不安はありましたが、
メンタル面では非常に充実していた山行。
まさかの結果になってしまいましたが、無理する程でも無くまたの機会にします。


それにしても船窪小屋の暖かさが身にしみました♪
小屋も小さく人気の山小屋なので、常に混雑が予想されますが、いつか平日休みを取得して混雑していない時期に泊まって、小屋前のベンチでゆっくりお酒を飲みながら時間を過ごしたいと思いました。

下山後の七倉山荘の人もそうですが、自分の印象として皆さんの地元の山域に対する愛情を感じて、その中に身を置く心地良さを実感出来た山行でした。


以上、船窪小屋再訪&宿泊希望が芽生えた七倉岳、船窪岳レポでした。


by amitsuka1210 | 2018-07-06 19:28 | 北アルプス | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://amitsuka.exblog.jp/tb/29909658
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by フルシン at 2018-07-07 23:22 x
こんばんわぁ 船窪岳行たんですね!
船窪岳第2ピークまでの撤退した場所は、細いながらも歩くことが出来たはずです、、、
、、、が、ナイフリッジになっている右側が崩落してますね(@_@;)

去年同じルートを歩いた時は、船窪小屋の小屋番さんに状況を確認して問題なかったので進みましたが、年々崩落が進んでいて登山道が変わっているようでした。

ブナ立尾根登山口までの高瀬ダムに出入りする多くのダンプは、船窪岳が崩落して流れ出る土砂を運び出しているということでしたので、おそらく、そう遠くない将来には、このルートは歩けなくなるかもしれませんね。。。

ちなみに、このルートと針ノ木古道は、船窪岳の小屋番さんや協力者の人たちが整備しています。
蒸し暑さ、虫、整備状況を考えると、秋頃に歩かれる方がいいと思いますよぉ。

それにしてもこのルートを日帰りですか、、、(^0^;)
お二人には不可能ではないでしょうけど、、、
船窪小屋に是非泊まってくださいな!
おもてなしは最高、食事も美味いですよ(^_^)b




Commented by amitsuka1210 at 2018-07-09 07:55
フルシンさん、おはようございます。

フルシンさんのブログも拝見しましたよ。
どう考えても普通の人が通れる様な感じでは無く、足元そのものが消失してたので、去年の秋から最近までの間の崩落したのかな? って思いました。

七倉岳からの東西の北葛岳、不動岳までは崩落が酷くて、本当に遠くない未来には通行できなくなってしまうかも知れませんね。
針ノ木古道にも惹かれてるんですが、今回の大雨で海の日はどうなんでしょう? と様子を伺ってます。

今回は気持ちが乗ってたので、頑張って日帰りしようと思えましたが、
なかなかこんなメンタルの時は無いので、次回は船窪小屋泊出来たらと思います♪

フルシンさん、コメントありがとうございます。


<< 旬を求めて ドラマティック鳥海山      W杯序章 奥白根山 >>