2018年 06月 22日
今回はお初となる時計回り周回。 ゆっくりお風呂に入り、休憩室でワールドカップを見ながらの夕食♪ 同じ様な持ち込み登山者も多く、周りを気にする事なく寛げました。 休憩室が閉鎖される21時過ぎに就寝zzz. 《6月17日 日曜日》 コンビニに寄り駐車場には4時前に着きましたが、上段の駐車場はまさかの満車! こんな事、初めてです!! 下段の駐車場に止め、準備を済ませて4時過ぎには出発したかったけど、まさかの事態勃発!! プレッシャーに弱いのか? 自分がゴロゴロと腹痛小僧になり、トイレを行ったり来たり。。。 呆れる雅ちゃんは車で待機。 格闘する事40〜50分。 少し状態が落ち着いて、出発したのが明るくなった5時過ぎ。。。 ある意味、爆弾を抱えた緊張感のあるスタートでした。 しかも皆さんわさわさと準備万全で、その姿には圧倒されました。 全ての決定権は権力者マサミサマにありますから。。。 って言うので、そんな雅ちゃんの空気を察して周回したいとは一言も言わず、 「雅ちゃん、黒戸尾根登ったら、今年に入って三大急登を全部登った事になるよ! 甲斐駒行こうよ!」 ・・・と、軽く様子を見る。。。 三大急登 ブナ立て尾根 黒戸尾根 「そりゃ、出来たら周回したいけど、雅ちゃんは嫌なんでしょ?」 「なら山頂に行って、その時の気分で決めようや。。。」 ・・・という、事の顛末であります。 我ながら謙虚で良い策を練れたと思うけど、朝の腹痛小僧による遅い出発の影響がどうでることやら。。。 気温も低くて、暑がりの自分には丁度良い気候です。 日差しを感じる様になりました。 もしかして良い天気なんじゃね♪ 雲海が良い感じですね♪ たくましいですね。 水(100円)を補給していろいろ物色。 手作りジンジャーエールって、なんだかオサレなメニュー♪ 華やかでドラマを感じられる切り絵風の格好良い手ぬぐいは、飛ぶ様に売れてるらしい。 場合によってはネガティブなイメージも。。。 でも、こうやって実際顔を合わせて表情を見ながらの談笑はいろいろ安心しましたし、この時間だけで今回の山行目的の半分は達成した感じ♪ 気持ち良く9時半前、第二小屋を出発。 七丈小屋から御来迎場までが自分的に一番きつい登り。 日帰りの下山者とのすれ違いによる挨拶で元気を分け与えてもらいました。 鳥になりたい気分♪ なんだか凄い人ですね! 雲海越しの鳳凰と富士山。 実は山頂にて、雅ちゃんに「何? 茶番? プレイ?」 ・・・と言われても、ちょっとした儀式をしたいと思ってましたが、北沢峠からの登山者も多く山頂は大混雑な為に恥はかけずに断念。。。 祠の前での誓いやら、気持ちの変化やら、改めて同じ祠の前での儀式等。。。 今でもあの時の緊張ははっきり覚えてますし、自分にとって大切な思い出として深く残ってます。 って思い、雅ちゃんに「どう? まだ余裕ある?」 ・・・と聞くと、大丈夫との事。 むしろ何で行かないの? って感じで自分を見ます。 周回となると、下山後は売店おじろも閉まってるだろうし、疲れて翌日の仕事にも響きそう。。。 でも、ワールドカップが開幕してからは自分の中で全てがお祭り気分で、「まぁ、なんとかなるっしょ!」って、翌日の仕事は眠くなる事確実ですが、当初の自分の思惑通り周回に向かう事にします。 ウメ子♪(イワウメ) 丁度、二人組の人が日陰で休憩していて甲斐駒山頂に向かって行きました。 下山後の駐車場で「お疲れ様」 と声を掛けられたのでお二方も日帰り周回みたい。 青鬼を久しぶりに飲んだけど、苦味強くてめっちゃ美味しかった♪ 結局、甲斐駒山頂から日向山まですれ違った人は、先ほどの二人組と烏帽子岳で会ったソロの男性の三名のみの静かな山歩きです。 って、パシャり。 背後には、雅ちゃんが「もう二度と行かない!」 ・・・と言う鋸岳。 甲斐駒山頂を11時半。 遅くても烏帽子岳山頂を13時半に通過すれば暗くなる前に駐車場に戻れるって計算です。 気を付けないと踏んでしまいそう。。。 自分さておき、懸垂も出来ない、権力はあるけど腕力の無い雅ちゃんが果たして登れるのだろうか? ・・・って言うのが今回のコース唯一の不安要素です。 ハクサンコザクラ? ユキワリソウ? クモイコザクラ? 違いが分からないけど、なんとも可愛らしい花です♪ 黒戸の五合目の梯子では咲き終わってたので、この花には癒しと元気を与えてもらいました♪ 今回初めて時計回りでの周回でしたが、反時計回りに比べて段違いに楽でした。(雅ちゃん談) 一回目の反時計回りの烏帽子岳までの道は、まだ殆ど歩かれてない道だったので、足元がトランポリンの様に弾力があってびっくりしたのを覚えています。 ・・・その後、毎年の様に歩いてましたが、入山者が増えると共に、年々その弾力性は無くなり、今回その弾力を感じなくなった道を下りで使ったところ、登りでは感じられない程のフカフカ感! ・・・って事は一回目に下ってたらとんでもないフカフカ感だったんでしょうね! 道理で足に優しいハズです。 雅ちゃん曰く、楽に周回したかったら時計回りの方が断然良い! 長い いちにち です。 こんな時間なので誰もいません。 なんと! 売店おじろがやっているではありませんか! って事で顔を出すと、お母さんが「おぉ〜! そんなとこに突っ立ってないで中へお入り。。。」 ・・とソフトクリームを差し出してくれて、やたら自分たちを訪ねてきた人がいると言ってきました。 自分たちの事を知ってる人? 誰?? そんな人いるの??? ・・・ってなってると、車から戻ってきた雅ちゃんが「bebeさんたち、本当に来たみたいよ! 車に松ぼっくりが飾ってあった!」 ようやく話が見えてきてお母さんに「どんな人だった? しましまの服着てた?」 「そうそう(笑) 赤いしましまの服で、車の屋根に箱乗せてたのよ」 これで話が繋がりました。 実は前日bebeさんたちとのLineのやりとりで、自分たちは甲斐駒行きますよ・・・と言うと、bebeさんたちもお忍び七丈小屋ピストンって返信があって、またいつもの冗談半分な悪ノリと思い、話半分でしたがまさか本当に来るとは! ・・・って感じでびっくりしました!! そんな中、ひょんな事からこの甲斐駒、七丈小屋での事がきっかけでお近づきになれたのがこのbebeさんとケーコちん夫婦です。 七丈小屋前管理人Tさんの存在があって成立した出来事でしたが、お陰様でそれ以降楽しい夫婦付き合いをさせてもらってる数少ない友人なんです。 底抜けに可笑しいお二人は、ちょっとした話の中からキーワードを拾って、まるで打ち合わせをしていたかの様に息の合ったアドリブでの二人して悪ノリ、冗談など日常茶飯事だから、てっきり今回もソレだと思ってました。 長年、夫婦だとそういう風になるのかな? それが、まぁ、身体を張ってこの黒戸尾根に来ていた事が、残念ながら会えなかったけどその心意気がめっちゃ嬉しかったし、見直しました! ←偉そう? 普段は自分が一番下っ端だけど、山だと多少イニシアチブが取れるから、ケーコちんも復活したみたいだし、どこまで冗談なのか分からない居心地良い二人とまた一緒に山に行きたいな♪ bebeさん絶賛のセシルカットのおじろのお母さんに、いろんなお土産を頂いたり、物を貰うからでは無く、ますますキュートなお母さんのファンになりました。 今回の甲斐駒〜烏帽子岳〜日向山周回の記念にカモシカが可愛い日向山手ぬぐいを頂いて駐車場を後にしました。 その後、白山温泉に寄って、温泉に浸かってると確認はしてないけど、普通に大村教授が温泉に入ってた。 (ジロジロと見た訳では無いけど、多分。。。) 帰りの渋滞もほどほど、帰宅は23時半前と本当に長い いちにち でした。 毎年恒例の甲斐駒周回と言っても、毎回終了後には次は無いと言われ続け、今回も何とか奇跡的に実行できました。 自分にとって重要な時期を過ごした中心には七丈小屋があり、そこには前管理人Tさんがいました。 今回は伊豆に釣りらしく会えませんでした。 関西に住んでた雅ちゃんと甲斐駒に登って、Tさんにもとても良くして頂き、甲斐駒山頂での誓いは自分にとっての一歩踏み出した証でもあります。 その時期と並行して、Tさんが整備していた今回の日向八丁尾根の話を良く伺ってたので、ただ歩いているだけでいろんな想いに包まれる特別な場所です。 今回はちゃんと実行できましたが、あまり行きたがらない雅ちゃんに対する策もさすがに無くなったので、来年は黄色信号です。。。 そんな中の今回のbebeさん、ケーコちんの件♪ ・・・もしかしたら、お二人が行きたいって言ったら雅ちゃんは喜んで周回すると思うので、言わば他力本願になるんですね。。。 お二人なら、きっとやってくれるハズ! ・・・と、軽くジャブを打っておきます♪ そんな感じの、出発時は腹痛でどうなるかと思ったけど、下山後は身体バッキバキで、いろいろ達成感のある楽しい甲斐駒周回レポでした♪
by amitsuka1210
| 2018-06-22 08:52
| ( 甲斐駒:日帰り )
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Comments(2)
標高が高い山は雲海を突き抜けてますねぇ♪
素晴らしい!! ちなみにそのルートだと25km弱くらいでしょうか? 日帰りは、、、考えられないです(汗) 自分には20km(空木岳往復当)が限界です・・・ 山頂での儀式とは・・・? ははぁ〜ふむふむ、、ロマンティストですねぇ(^。^) 恥ずかしからずに実行しちゃえばいいのにぃ 乙女(おばちゃん)心をもつオジサンにはできませんがね(^◇^;)
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amitsuka1210 at 2018-06-25 21:59
フルシンさん、こんばんは。 最近サッカー観戦で生活が大いに乱れてる克です。
この日に限って万歩計を忘れたので分かりませんが、25キロくらいでしょうか? 何度も歩いてる場所なので、自分の疲労度、位置など、これから現れる登山道を把握出来てるので、安心して歩けます。 これがお初のところでは、こんなメンタルではいられませんけどね。 フルシンさんもロマンティストなんですか(笑) 結構、男性の方が夢見る夢男ですからね♪ 儀式は二人の秘密です♪ フルシンさん、コメントありがとうございました。 |
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