2017年 07月 19日
♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 《 7/15(土) 》 20時過ぎに自宅を出発。 中央道・甲府南ICを出て、一般道をひた走り、 車中泊地・奈良田のバスターミナルそばの駐車場へ。 車の多さに驚愕。さすが三連休。外は満天の星空でした。 翌日の天気を期待しつつ、23時過ぎ就寝zzz 《 7/16(日) 》 4時半頃、歩行開始。 いつもは奈良田835m~笹山北峰2,733mの標高差約1,900mをピストンしていたけど、 今回はそれを更に北に繋げて、グルッと周回が目標。 本当は1泊2日で北アルプスへ花見テン泊山行♪の予定が天気に阻まれた結果。
海の日の連休ってホント天気が不安定。。。 まぁ、梅雨明け前やからねぇ。 という事で、雨中テン泊は御免被りたいので、 『それなら日帰りでガッツリ歩こう!』という趣旨の元、 今山行に臨んでいます。 提案者は勿論、カッチャン。 同じ周回ロングなら白峰三山(しらねさんざん/北岳・間ノ岳・農鳥岳)は? まだ固有種のキタダケソウ(北岳草)にも間に合いそうやし。 するとコシタマ、 『北アが悪天なので南アに人が流れる。北岳はいつも以上に激混みだよ。』と言い、 結果、白峰三山の南、地味なこの白峰南嶺(しらねなんれい)に押し切られました。 にしても、急なのよね、この笹山ダイレクト尾根。 時々、下山してくる人と擦れ違う程度。静かな山です。 結構いらっしゃいました。 カッチャンは自分から今山行を提案しといて、 いつも持ってく三脚や花撮りレンズを車に残置。 軽量化に逃げた、まさに生粋の弱腰腰卵。何処までも腰が付いて回る。 『え〜っ!?お初の百高山があるのに三脚持ってかんの!?』と思ったけど、 『そ。どうぞ。』と軽く受け流しました。 で、この写真、奥の尖ってるのが北岳かな? カッチャンが見つけた変なキノコ。 笹山までほぼずっと急登の樹林帯。ほぼ展望無し。 この激登りに私の足も悲鳴をあげていた様で。そりゃ久々の登山やもの。 まともな“登山”は谷川主脈縦走以来なので約1ヵ月ぶり。 2,500mを超えた辺りで違和感MAXになり、 『カッチャーン、ちょっと待ってぇー!!足が攣りそー!』と呼び止めました。 元々、膝が弱いのは左足なのに、今回の違和感は逆の右足。 『パァーン』と肉離れを起こすんじゃないかと冷や冷やしました。 私の意志で騙し騙し笹山まで登る事に。 で、展望の無い《笹山南峰 2,717m》を通過し、 9時前、《笹山北峰(黒河内岳(くろごうちだけ))2,733m》到着〜♪ (2013GW、2015GW) この日は。霞んではいるけど稜線は綺麗に見えます。 言わずもがなの富士山。 よくよく聞くと『夏休みに響くといけないから』。 カッチャンの今のモチベーションは夏休み山行なんです。 私も展望が無ければ引き返す気満々でしたが、 景色は見えてるし、まだ9時だし。 もう少し歩いて調子悪かったら引き返すからと、 かなり意識的に水分と塩分を補給して先へ進む事に。 笹山からはお初ルート。 事前情報によると、ハイマツ(這松)の藪漕ぎだとか、 あまりいいように書かれていないので心配していました。 ちなみに向かう白河内岳へはこんな感じ。 カッチャンのルーファイを信じて付いて行きます。 でも藪漕ぎ等、心配していた程ではなかったです。 カッチャンのルーファイが良かったんでしょう。 富士山が見守ってくれている中、写真左上 なだらかな広いガレ場風の、 《白河内岳(しろごうちだけ)2,813m》到着~。10時過ぎ。 ここからは快適な稜線歩きが出来る筈♪ 花を探しながらでも行くかいね。あまり咲いてないけど。 こんな感じ。 で、見つけた~♪イワベンケイ(岩弁慶)♪今年初。 さ、先はまだまだ長い。進みましょう。 小さなケルンや黄色いペンキマークを頼りに進みます。 11時前、《大籠岳(おおかごだけ)2,767m》到着~。 【日本百高山】 夫婦一緒に : 67座 克 : 73座 雅 : 84座 お~、農鳥岳も随分近づいてきた。 お昼も近くなり、山のお約束、ガスってきました。風も結構強い。 これからなっがい大門沢の激下りが待ってる訳だし。 何故、膝上が攣りそうになったか自己分析 原因:急坂による発汗で塩分不足(ナトリウム不足)か? 理由:ぎょニソ(魚肉ソーセージ)を食べたら治った気がする。アホ? この日の行動食は頂き物の甘いお菓子が多く、塩味は唯一、魚ニソだけ。 今後は柿ピーやらナッツやら、忘れんと持ってこ。 12時、今山行ラストピークの《広河内岳(ひろごうちだけ)2,895m》到着~。 【日本百高山】 夫婦一緒に : 68座 克 : 74座 雅 : 85座 今山行で日本百高山2座ゲット♪ にしても何で南アルプスって《〇河内岳》ってのが多いのでしょうか。 今山行だけでも黒、白、広と3座も。調べたけど由来解らず。。。 河内。河の内。川の間って事?谷?尾根?意味を知りたい。 山頂でランチをする予定が、強風につき断念。 そこでイワウメ(岩梅)発見♪今年初♪ 農鳥岳から下っている人が多い様子。 こりゃ大門沢の下りは大渋滞かもと心配しつつも、 腹が減っては何とやら。 かんぱ~い♪ 周囲は完全にガスっちゃいました。。。 13時前、大門沢下降点を通過。 案の定、渋滞に巻き込まれましたが、 花を観賞したりしながら楽しく歩きました。 大門沢の下りは不安定な橋が多いイメージでしたが、 どこも歩き易く整備されていました。ありがとうございます。 14時半、大門沢小屋到着~。想像以上に人がいてビックリ。 同タイミングで下山した皆さんもほぼここにお泊りの様です。 トイレをお借りしたけどかなりワイルドな作りでした。 小屋で水を補給し再スタート。 登山客はグッと減って歩き易くなりました。 それにしてもこの大門沢の下りやら、ヤレヤレ峠やら。ま、黒戸尾根も。 南アルプスの下りは長くてキツイ。 でもこの辺りは綺麗な森ですね~。ブナとかミズナラらしい。 16時頃、ダムの?発電所の?施設脇の結構緊張感のある吊り橋を通過。 やっとここまで来たか~といった感じ。 でもまだまだ先は長ぉございます。 林道を歩き、 車道を歩き、 17時半前、ゴォール!!! 毎度毎度ですが今回もよう歩きました。 一時は右足の違和感でどうなる事かと思ったけど。 自分で自分を褒めてあげたい。YDK。やれば出来る子。 カッチャンはといえば。 疲れ切った後の最後の硬い路面の林道歩きでトドメを刺された様で。 お腰が辛そうで、珍しく私のストックを使って歩いてらっしゃいました。 ま、明るいうちに下山出来たんでヨシとしましょう。 ていうか、そんなんで夏休みのテン泊縦走、大丈夫なんでしょうか。 コチラは毎度の万歩計等。実際は25km位だと思われます。 温泉は久しぶりに最寄りの《奈良田の里温泉 女帝の湯(@550)》へ。 女帝が女帝の湯に入湯ってやつです。なんとでも言って。 いんや~、白濁でトゥルットゥル、物凄く気持ち良かった♥ あ~、翌日も休みやのに秘湯の宿でゆっくりしたいわ~、カッチャン。 が、その後はコンビニのイートインコーナーで夕飯を摂り(貧)、 中央道の渋滞30kmを抜け、23時に狭いながらも楽しい我が家に帰宅しました。 勿論、運転はずっと私。 カッチャンはシートをシッカリ倒して伸びてらっしゃいました。 《 7/17(月) 海の日 》 全身激筋肉痛祭りで出掛ける体力も気力も無く、録り溜めたTVを見たりして、 ほぼ“いちにち”エアコンの効いた部屋でゴロゴロしてました。勿論、吞みながら。
by amitsuka1210
| 2017-07-19 20:03
| 南アルプス
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Comments(3)
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pallet-sorairo at 2017-07-19 21:11
いつもながらスゴイ「いちにち」ですねぇ@@!
私だったら(行けないけど行けたとしても)2泊3日(以上)はかかります。 お二人の一日は、とても人間業とは思えませんです(^^ゞ 次は夏山縦走ですね! レポ、楽しみに待っています。
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amitsuka1210 at 2017-07-20 07:27
palletさん、おはようございます。 克です。
夏になると冒険心が強く芽生えて行動力を後押ししてくれるんです♪ 夏休みの縦走登山に向けて体力強化に努めないと、ただでも腰痛持ちで不安がありますから。。。 こうやって二人で頑張って歩き通すことは、吊り橋効果で信頼関係が強くなるのかな? …と自分は思ってますが、雅ちゃんは違うかも。。。 梅雨明けによって、地図を眺めて行きたいところを調べ、週末の休みが楽しみで仕方ない今日この頃♪ 素晴らしい夏の思い出が出来れば良いな♪ …と思っています。 palletさん、コメントありがとうございました。
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at 2017-07-24 15:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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