いちにち

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2016年 05月 01日

昭和の日に甲斐駒ヶ岳へ。。。

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今年のGWは土曜出勤の人にとっては飛び石、飛び石であまりよろしくありません。。。

天気の大荒れが予想されるGW後半を前に、なかなか行けてなかった甲斐駒ヶ岳に雅ちゃんと29日の昭和の日に行ってきました。








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今回も管理人さんとのやりとりの必要があったので、行っても留守or空振りでは無駄足になってしまう為、前もってメールで連絡してからの入山。     初メールでめっちゃ緊張した。。。


世間ではGW前半初日でしたが、駐車場は予想に反しガラガラでした。

登山届けを提出して6時過ぎに出発。











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(怪我無く、無事戻ってきますように。。。)  …と、毎度の安全登山のお祈りをしてからの出発。











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歩き出しは新緑に覆われて、透過光に照らされた葉っぱと同じように、気持ちがすぅ〜っと透けて綺麗になっていく感じ。











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芽生えの生命力ですね♪

見ているだけで栄養を得られるような感覚になります。
自然の力は神秘的で偉大です!     …何事も思い込みが肝心です。。。











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歩いていると桜の葉が至るところに散りばめられていて、苔と桜のしっとりとした写真。











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これはお気に入りの男前の巨木。











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黒戸尾根は一本調子の登りではなく、森の表情が豊かなので確かに長い尾根ですが、お気に入りの尾根でもあります♪











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バイカオウレン(梅花黄蓮)?
もう花の季節なんですね。   

そろそろマクロレンズの出番が出てくると同時に、レンズチョイスを巡っての悩ましい荷物問題の時期になってきます。










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登山道には雪はなく前日の雨の影響からか、しっとりとして緑が生き生きとしていました。











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途中、霧に覆われたりして、これはこれで雰囲気があって良い感じ♪











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そして刃渡りで展望が開けます。

南側の鳳凰や富士山は雲の中で、八ヶ岳も雲の中。
最近の甲斐駒での好天率の低さがあるので、この先の天気に不安が過ぎります。











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刀利天狗から五合目までの北側の樹林帯は、雪が残っていて足元はツルッツルのアイスバーン。











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五合目から見上げた上空はこんな感じで、今日の甲斐駒は風が強そうです。











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冬靴で歩く雪の無い登山道は、いつまでたっても慣れないので足に疲労感が出てきます。











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七丈小屋手前の梯子、鎖場。

久しぶりのガッツリ登山なので、体が重くて一歩がなかなか出ませんでした。











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時間はたっぷりあるので、一歩一歩確実に登っていきます。











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そして10時半前に七丈小屋到着。



今回の目的は管理人さんとのやりとりが第一だったので、当初雅ちゃんは、「天気が悪かったら別に山頂に行かんでもいいんちゃう?」
…と、あまり乗る気ではありませんでしたが、時間もたっぷりあるし、風はあるけど青空ものぞかせているので、管理人さんに挨拶をしてから山頂に向かいました。











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七丈小屋から先は雪が現れて、しかも先週同様のグサグサ腐れ雪。

日陰は締まっていて歩きやすかったけど、それ以外は酷い踏み抜きに体力消耗。。。
前方に二人の登山者が先行していたので、そのトレースを使わせていただきました。











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御来迎場からは状況がわからないので、見た目から判断をしてアイゼンを装着しました。











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いつものルンゼは雪が無く、南側を覆っていた雲も抜けて、良い感じに景色が変化していきました。











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遠くに先行二人が見えて、後ろからソロの人がきました。

いつになく踏み抜きに疲労困憊しながら、まめに立ち止まって進んでいきました。











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立ち止まっては振り返り、景色に元気を分けてもらいます。











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もうちょっと足元が締まっていたら歩きやすかったんだけど、踏み抜くたびに、イラッ! ガクッ! ムカッ!…っとします。

それくらいに結構へばってました。



今年は雪の重みによる圧雪が少ないのか?  
…こんなにズブズブな雪質に、空荷の今回でこんなんなら、GWの重装備ではどうなっちゃうんだろう?   …って、不安が過ぎります。










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最後の最後まで踏み抜きに苦しめられて、山頂の祠が見えてからもなかなか辿り着けません。。。











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まぁ、天気が良いのが救いです♪  やっぱり天気が良いと全てが救われます。











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…てな事を言っていると、山頂前で急にガスってしまいました。













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13時10分頃、重い足取りで山頂到着。
山頂には3人の登山者が居て、皆さんソロらしく、写真のお願いをしあってました。

自分たちは三脚を立てて毎度の記念撮影。       いやぁ〜疲れましたし、思ったよりも時間が掛かりました。











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あいにく雲に覆われましたが、風があるので雲の集団が抜けるのも早く、その隙間から現れる景色を収めようと、みんなが一喜一憂しながらの写真撮影。











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北岳も黒々してますね。












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下山途中で管理人さんとのお話もあるので、時間・想像以上の疲労もあるので、山頂での時間もほどほどに20分程の滞在で下山していきました。











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最近お目にかかる山頂直下の雷鳥さんを期待していましたが、結局会うことは出来ませんでした。











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地蔵のオベリスクと富士山。











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山頂ではガスっていましたが、下山した途端に天気が良くなったような。。。











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もう、グサグサ。。。

早く雪の無いところに戻りたい。。。











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雲も暴れていて、ドラマチックな北岳が撮れました。

クリックすると拡大します。











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地蔵から早川尾根パノラマ。

クリックすると拡大します。











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途中、シリセードをしながら14時30分に七丈小屋到着。

管理人さんとお話をさせていただき、またしてもビールをゴチになりました。



今まで続いていた件がこれでやっと落ち着きそう。
最近は気持ち的に気楽に訪れなかったので、これからはちょっとは違った形になるのかな?

管理人さんとのお話中に先行を歩いていたお兄さんが、小屋前のベンチから崖にザックを落とすハプニングがありました。
ただ止まるのを見る事しか出来ない瞬間で、ザックは運良くなんとか止まりました。
あの時が止まったような間が忘れられませんし、ホッと見守っていたお兄さんはかなり下まで降りて回収。
「いやぁ〜、なかなかの急な崖でしたよ!」   …って、お兄さん、お疲れ様でした。。。



…そんな事もあり、管理人さんからお土産まで頂き、15時過ぎに挨拶をして下山しました。











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雅ちゃんの丹田呼吸法での梯子降り。











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ツルッツルのアイスバーンを通過して。。。











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刃渡り通過。

覆い被さっていた八ヶ岳の雲も抜けました。











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この辺りから、何時に帰宅できるか?
明日は土曜日で今夜は夜更かし出来るし、今夜は帰宅してから、楽しみにしているふきのとう天ぷらでもビール飲みながら食べちゃう?


…なんて会話をしながら、頭の中では美味しかった先週のウドの天ぷらの残像もあって、ふきのとう天ぷら♪ ふきのとう天ぷら♪
…になっており、途中から下山モードのスイッチが切り替わりました。










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この日の自分は忘れ物が多く、万歩計やお風呂セットを忘れたので、気持ちは早く帰宅して、お風呂上がりのビール&ふきのとう天ぷらで頭がいっぱい。












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途中からスイッチが入ったお陰で18時前に下山する事が出来、一瞬、最近の自分の癖でもあるギックリになりかかりましたが、なんとか大事に至らず、帰りは渋滞も無く20時半過ぎに帰宅でしました。
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そして念願のふきのとう天ぷらも堪能できましたし、大満足のいちにちでした♪



とはいったものの、やっぱり二人して筋肉痛になり、GW後半の天気予報を見ると風がめっちゃ強く大荒れ予報。。。
2年ぶりのGWは前途多難。。。

いっその事、大荒れ予報の山は諦めて観光にしようか?  どこも混むんだろうな?
…と、悩ましい時間を過ごしています。


今回歩いてみてやっぱり黒戸尾根は気分良いし、こうやって筋肉痛になるとなんか眠っていたものが目覚めてきます。。。

そんな、久しぶりに身体にムチ打って歩いた4月最後の日曜日の甲斐駒ヶ岳レポでした。

by amitsuka1210 | 2016-05-01 17:43 |    ( 甲斐駒:日帰り ) | Trackback | Comments(2)
Commented by bebe at 2016-05-27 17:53 x
今週末、やっと念願の♪、克ちゃん雅ちゃんオススメの黒戸尾根で甲斐駒ヶ岳の頂を踏んできます!
直前まで、てんきとくらすや登山天気とにらめっこして行くべきかどうするか迷っていましたが、
いちにちのこの記事を読み直して歩いてくる決心がつきました。~_~; 曇りでもこの機を逃さない。

とは云え、ボクらにはかなりレベルの高いコースなので、果たして無事に小屋まで辿り着けるか不安です。
ええ、もちろん、今回はテント泊だなんて無謀な挑戦はせず、大人しく小屋泊でまったりして来ます!
ではお二人のお薦めコース、ボクらも体感してきますね。豊富な参考記事にいつも感謝です。m(_ _)m
Commented at 2016-05-27 20:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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