いちにち

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2010年 09月 26日

SW:剱岳 2泊3日 1日目《馬場島〜早月小屋》

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9月18~20日に雅ちゃんと剱岳に行ってきました。



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出発は17日の上野発の夜行列車〜♪なので、会社へは山の格好で行って仕事をして10時に退社してから、急いで上野に向かいました。

 やっぱり山の前の夜行列車ってワクワクするし♪ 山の格好をしている人を見ると嬉しくなります。

・・・でも結局、装備やら荷物の量、持っているカメラなどに目がいってしまいますが。。。
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おそらく、あまり寝られそうにないので可愛く酎ハイを飲みながらしっとりと・・・
・・・と思ったら、前の席のグループが騒がしい宴会をしてなかなか寝つけず、気の弱い自分は文句一つ言えませんでした。
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明け方の車窓から・・・

 日本海側はあまり天気予報が良くなかったので心配したけれど、なんとか持ってくれる事を期待しました。
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富山で雅ちゃんと合流して、コンビニで朝食を買って電鉄富山の改札で時間つぶし・・・

 場所柄か?ヘルメットやらガチャ系の装備の人が多かったです。

 気持ち良く朝日のプラットホームから電車で上市に向かいました。
車窓から剱、三ノ窓、小窓、大窓などはっきり見えてテンションが上がりながら電車内で朝食を頬張る二人。
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上市から馬場島まで相乗りタクシーに乗って、マイカーで駐車場が満杯の馬場島に到着をして準備を済ませてから出発しました。
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天気の良い中、試練と憧れの石碑を眺めて久し振りの早月尾根。

 雅ちゃんは初めての早月尾根で、何かと比較される黒戸尾根との違いを意識しながら歩いていきました。
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広くて歩きやすい黒戸尾根の下部と違って、鬱蒼としていて道も歩きにくく、雅ちゃんはイメージしていたのとはかなり違う!
 ・・・とのこと。

 確かに、早月小屋より上部は岩場で楽しいけれど、小屋までは展望の無い樹林帯だからね。
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結構蒸し暑くてバテ気味の雅ちゃん。

 今日は早月小屋までなので、の〜んびり登って行きました♪
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黒戸尾根との違いは自分の勝手な印象だけど、黒戸尾根の方が広くて歩きやすくて、森の木々が落葉樹なので樹木に変化・表情があって優しく包み込むようなイメージ・・・

 一方、早月尾根は、道は黒戸尾根に比べて狭くて歩きにくく、森の木々は針葉樹林帯で無表情な杉や松の尖ったシャープで厳しいイメージって感じかな・・・

 トレランらしき人とすれ違ったけれど、黒戸尾根の方が単純に走りやすいと思った。

 どっちにしても、山登りじゃなくって山を走って下っていく人を見ると、よくやるなぁ〜・・・と感心してしまう自分。
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途中から200m毎に標識があって、標識毎に休憩をして、「自分の記憶が確かならばこの池の先のピークが小屋の前の高台だと思う・・・」
 ・・・と、夜行バスで眠れずにバテ気味の雅ちゃんを励ましたけれど信用されず、「もうちょいでビールにありつけるよ!」

 ・・・と励ますと、「わぁ〜♪頑張ろう〜♪」

 ・・・と、自分の記憶による励ましよりもビールに負けました。。。
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今回は炙り焼き祭りなので、雅ちゃんもかなりの食材を担いでの早月尾根です。
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なんだかんだ言って、天気の良い中での歩きは例えようも無く気持ち良いし、一緒に時間を共有してくれるパートナーやこの天気に感謝しないと罰が当たってしまう!
 ・・・と雨でほとんど何も見えなかったお盆休みの南アルプス南部を経験して以降に強くそう思いました!
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ちょっとガスって小窓尾根も見えなくなっちゃったけど、早月小屋前の高台到着!

 心はすでにビール♪ビール♪
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まずはビール♪
今回は二泊で二人で日本酒を二升持ってきたので、取り合えずビールは控えめの350㎖です。
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お腹ペコペコなので飲みながら雅ちゃんが準備をしてくれました♪

 1日目の炙り祭りは、雅ちゃんが任せて!・・・って言うので、雅ちゃんの持ってきた食材を見てビックリしました!!
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れんこんに茄子・・・
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大根おろし?
・・・このあたりから周りの人に注目され出しました。
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自分は冷えた日本酒を有次で飲みながら同じテーブルのおじさま達と談笑。
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周りの人達が「美味そうやなぁ〜、これとトレードしないか?」

 ・・・とか、周りの人と話すきっかけにもなって、楽しく時間が過ぎていきました。
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蒟蒻。
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厚揚げ。
 完全に飲み屋メニューです♪

 担いできてくれた雅ちゃんに感謝です♪
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周りの人達に振る舞いながら、雅ちゃんの故郷の愛媛から来たおじさま達といろいろお話したり、今回が独身最後の二人での登山・・・
 ・・・ってのにも、祝福されたり、自称ホームの黒戸尾根のお世話になっている七丈小屋についても話題になったり、歳は全然違うけれど興味のある事に対してのアンテナの方向が近いので、自然と会話が弾みました♪
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他にもいろいろ料理したけれど、この日は二人で一升オーバーで後半は正直、話しの内容はちゃんと憶えていませんでしたが、ちょっとこの時間が嬉しかったです♪
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一回、雨が降り出して撤収してから、再び外での宴会をしました。
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写真は一回目の宴会のだけど、雨上がりの二回目の宴会はソロのお兄さんと、雅ちゃんを交えて恋話に華が咲いたけれど、なんせ飲み過ぎ!
 翌日雅ちゃんと、あの人とどんな話ししたっけ?

 ・・・でも変わった経験をしていて面白かった事は憶えているんだけど。。。

・・・という始末。
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消灯前まで宴会をしていて、自分たちの指定された寝床に戻ってみると当たり前だけどスペースはなく、小屋の人に廊下で良いので毛布1枚ください。
・・・とお願いすると、別室の1人布団1枚の静かな部屋を案内されて得した気分。

 すごく楽しかったけれど、かなり飲み過ぎた1日目。

二日目に続きます・・・

by amitsuka1210 | 2010-09-26 01:37 |    ( 剱岳 ) | Trackback | Comments(2)
Commented by niwa at 2010-09-30 18:51 x
こんばんは。

剣岳お疲れ様でした!
自分はまだ行った事が無いので是非行ってみたいのですが
鎖場で大行列とか・・・。
それにしても宴会の料理凄いですね(笑)
皆さんの注目になるの分かります!
でも山でみんなでワイワイするのも楽しいですよね!

Commented by amitsuka1210 at 2010-10-01 02:19
こんばんわ。

 剱岳は山ブームからか?めっちゃ人が多かったです!
コースは、危ない所には鎖がありますし、全く問題ありませんが、高度感・スリルがありますので、慣れない人は始めに戸惑うかも知れません。

 剱沢ベースだと、空荷での登頂になるので岩場、景色を堪能出来て素晴らしいと思いますが、出発が遅いと、カニのタテバイなどで1時間半待ちなどになってしまい、天気が崩れて山頂では何も見えない・・・って事になっては悲しいので、出発はヘッドライトの薄暗いうちからをオススメします!

 天気が良ければ迫力の八ッ峰などが見えて、素晴らしい山ですので確実に天気の良い保証がある時に行く事をオススメします!

 男前の剱岳は最高に格好良いし、シビレますよ!!


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