2009年 06月 09日
6月7日日曜日は久しぶり好天の日曜日なので、日帰り甲斐駒・黒戸尾根に行ってきました。 6日の土曜日、仕事が終わってからKaで竹宇駒ヶ岳神社駐車場に行って車中泊。 今回の黒戸尾根は日帰りだとコースタイム15時間以上でしかも上の方はどのくらい雪が残っているのか判断出来なかったけれど、今までの経験上12時間あれば戻ってこられるだろうと思い、一応軽アイゼンとヘッドランプを持参したけれど、水とカッパと羊羹と七丈小屋の管理人さんへの差し入れのスコッチウイスキーだけなので荷物は軽くて軽快に歩く事が出来ます! 朝の3時には駐車場の登山者が熊除けの鈴を鳴らして早くも出発してました。 ・・・当然、真っ暗です。 自分は明るくなった4時半に駐車場を出発しました。 ここ最近の中で、自分にとって一番の出没多発地帯の黒戸尾根。前回は1月下旬のラッセルで素晴らしい経験が出来たから、それ以来の黒戸尾根で期待が膨らみます。 始めは長袖を着て歩いていたけれど、完全に夏道って感じで暑くなってきたので半袖で歩きます! 斜光の朝日に照らされた木々に鳥のさえずり♪ めっちゃ爽やかな早朝の歩きでした。 なんと言っても、この尾根の魅力は前半は森の中を登るので景色は遮られるけれど、この尾根の森は豊かで格好良い巨木が多く、素晴らしく存在感があります! 軽快に爽やかな風と鳥のさえずりを聴きながら、横手分岐手前で甲斐駒本体が見えます。 上の方には、やっぱりだけど雪は残っています。 土曜日出社の自分にとって6月は連休も無いし雨が多いのでつまらない月だったけれど、実際歩いてみて6月は夏のコッテリとした感じは無くて、木々の緑が若く、湿度も快適♪透過光に照らされた木々の葉っぱの下を鳥のさえずりを聴きながらしっとりとした空気の中を歩く感じは、音楽で言うとドビュッシーの音楽を聴くようで、素晴らしく心地よい森歩きです。 刃渡りで先を歩いていた夫婦に追いつきました。 ここで一瞬だけど展望が開けて、この好天にお互い「素晴らしい天気で良かった」 ・・・と挨拶をしました。 地蔵のオベリスクと富士山。 鳳凰三山と黒戸尾根のどっちか迷ったけれど、自分の中でよりハードルの高い冒険がしたくて(小さい冒険だけど・・・)、黒戸尾根日帰りを選択しました。 刃利天狗。 甲斐駒って自分のイメージだけど、里の人々と密接している感じがします。 それは、甲州街道や中央本線から眺める事が出来る表に面した山で、山岳宗教の山でこうやって祠や石碑が登山道に存在していて、自分の中では人々を受け付けない奥まった厳しい山って感じではなく勝手にだけど、人々と密接に共存してきた守り神の様な山のイメージでとても親しみを感じます。 5合目から甲斐駒。 ここまで2時間半。休憩していた人に「早いね〜!」・・・と言われてちょっと嬉しくなる。 今回は荷物が無いし、日が暮れるまでに下山出来ればいいや! ・・・っと、軽い気持ちで来たので気が楽です。 前回来た時は、ここからのラッセルにとてつもなく苦労したけれど、5ヶ月位季節が変わると全くの別物の様相です。 この辺りで、3時半に出発した日本語ペラペラの外人さんに会って少しだけ会話をしながら一緒に登りました♪ その外人さんも「あなたもこの山に魅せられましたか?」 ・・・とか、「この山は本当に素晴らしい山!キツいけれど・・・」 ・・・とか、自分も黒戸尾根ファンの1人として、外人さんにこう言ってもらえてすごく嬉しかった♪ 東京に住んでる自分からアルプスの中で一番アプローチのしやすい黒戸尾根。 豊かな森を登ると、素晴らしい展望が待っている黒戸尾根。 正直シンドイ尾根だけど、有り余る魅力があるので、これからもちょくちょく訪れると思います。 七丈小屋まで3時間15分位で、この場所に7時半過ぎに到着出来たので、これからがある程度計算出来ます。 早速、管理人さんに挨拶をして、この前ズボンを貰ったお礼に昔バランタインをよく飲んだ・・・って言っていたからバランタイン17年を渡そうとしたら「そういうモノは受け取らない!」 ・・・って拒否されて、「えぇ〜! だって、せっかく持ってきたのに、コレ持って帰ったら荷物になりますよ〜!」 ・・・と駄々をこねたら、「なら、小屋に置いとけばいいじゃん!」 ・・・って、バランタイン17年は七丈小屋でボトルキープになりました♪ ・・・考えてみると、テント泊では飲めないから、飲み切るまで小屋泊になりますが、でもこの小屋はお気に入りです♪ ここから先は腐れ雪らしいので、好天の中、山頂を目指します! ・・・続きはのちほど。。。
by amitsuka1210
| 2009-06-09 01:05
| ( 甲斐駒:日帰り )
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