2009年 03月 22日
![]() 3月14〜15日に雅ちゃんと南八ケ岳に行ってきた二日目後半のレポです。 ![]() 赤岳往復して展望荘で朝食を済ませて横岳に向けての準備をしました。 一緒に展望荘に泊ったお兄さんも硫黄へ抜けると言うので、一緒に行動しました。 ![]() ![]() それにしても紺碧の空に雪面からの照り返し! サングラス無しでは目がやられてしまいます! ![]() 日ノ岳の登りを歩く雅ちゃんとバックの赤岳。 ![]() この稜線上には昨日展望荘に泊った3人だけの貸し切り状態で、ものすご〜く贅沢な稜線歩きです! ![]() 前を見ても後ろを見ても、右も左も全てが大展望♪ ![]() ![]() ![]() 先行のお兄さんも自分の足場だけでいいのに、気を使ってくれたのか?念入りにトレースを残してくれました。 途中休んでくれればよかったけれど、休まずに黙々と歩くから自分たちがラッセル泥棒に思えてしまうほどです・・・ でも、昨日の地蔵尾根ラッセルを自分たちがやったので、今回はご好意に甘えて素晴らしい景色をパシャパシャと写真を撮りまくって、はしゃぎながら歩きました! ![]() これも昨日の悪天候の中、地蔵尾根を登ってきた貯金のおかげ・・・ ![]() 頑張るお兄さん! ![]() これまた臆することなく普通に登ってくる雅ちゃん!・・・スバラシイ!! ![]() 途中、鉾岳の裏側をトラバースするところで、先行のお兄さんがルートに戸惑って立ち往生していたので、その一ヶ所だけ交代してもらっただけで、あとはお兄さんのご好意に甘えました。 ![]() 風が西からなので、西側斜面は風が強かったです。 んなことよりも、人がたくさん居たらすれ違いに時間が掛かったりするし、何かと気を使うけれど自分たちのペースで歩ける幸せを実感しながらのトラバース。 ![]() 普通に来る雅ちゃんだけど、後で聞いたら横岳通過の恐怖で赤岳の感動がかき消されるところだった! ・・・って。 ちょっと悪い事をしてしまい反省。。。 ![]() トラバースした自分たちのトレース! 遠く文三郎を見るとたくさんの団体さんが登っているし、杣添尾根からもたくさんの人が登って来ています! 自分たちは前日の貯金でちょっとした優越感に浸りました。 ・・・それにしても、天気いい〜♪ ![]() お兄さんはまったく立ち止まらず先行していきます。 ![]() ・・・そしたら、どういう訳か?お兄さんは奥ノ院手前で携帯の写メをしだしてなかなか歩き出しません。 ここまで先行してもらって、自分たちが奥ノ院を一番乗りって言うのは気が引けるので、「どうぞ、お先に・・・」 ・・・と催促して、お兄さんに先に行ってもらいました。 ![]() そして横岳、奥ノ院♪ 正月に来た時も天気に恵まれて最高だったけれど、今回はその時よりも雪が眩しく、空が青く、風が冷たくてもっと、もっと最高でした♪ ![]() ![]() よ〜く見ると小同心がら人が登ってきて、その人と会話したけれど「途中にグローブを落としたので回収に行く」 ・・・って、大同心の方に両腕アックスで下って行きました。 タダモノじゃないし、かっちょいい!! ![]() 前日の嵐ではどうなるか?・・・と心配だったけれど、ここにきて晴れ男・晴れ女コラボレーションで大満足です! 雅ちゃんにも、「危ない所はここからの下りの一ヶ所くらいですよ!」 ・・・って言ったら、心底ホッとしていた様子でした! でも、こんなシチュエーションはなかなか味わえるモノではありません。 ![]() 北岳、甲斐駒、仙丈って素晴らしい連なりで堂々とした姿です! ![]() 硫黄の山頂は赤岳鉱泉から上がってくる人で山頂は賑わっている模様。 この天気だったら、誰もが満足のハズです♪ ![]() ![]() 奥ノ院からの下りのナイフリッジが雅ちゃんが道が狭くて今回一番怖かった! ・・・って言っていた場所。 遠く杣添尾根を登ってくる登山客に富士山。 ![]() 途中一ヶ所、鎖が埋まっていて厳しい所があったけれど、そこから硫黄岳山荘までは単調な下りです。 ![]() しか〜し!振り返ると絶景♪絶景♪ ![]() 諏訪湖も見えるし・・・ ![]() 北アルプスの槍・穂高! ![]() 硫黄岳の登り返しがしんどかったけれど、ここから眺める景色は360度見渡せます♪ ![]() どっしりとした赤岳の雄姿! ![]() 後は強風の中、赤岩ノ頭へ下っていきます。 いつもながら下るのが勿体無い・・・ ![]() 風の強さ・厳しさを物語る岩肌。 ![]() 今回、二人で歩いてきたルートを振り返り、フィナーレに近づいてくる現実に淋しさを感じます。 ![]() シュカブラ。 ![]() 稜線での景色の見納め。 雅ちゃんは何を想う・・・ ・・・でも、素晴らしいコンディションでの赤岳〜硫黄岳の楽しい稜線歩きでした。 ![]() あとは樹林帯を一気に赤岳鉱泉まで下ります。 ![]() 鉱泉でパンを食べて、上着を脱いで、美濃戸山荘に下山していきます。 ![]() さらば、南八ケ岳! 来シーズンもまた来るね!・・・と鉱泉を後にしました。 ![]() 雅ちゃんは、下山してから車で神戸に帰るので、自分的にあまりのんびりすると帰りが大変になっちゃうので、ちょいと急ぎ足での北沢を下山しました。 ![]() そして美濃戸山荘に戻ってきて、おばさんに挨拶を・・・ 「日本酒美味しかったよ♪ 私、純米系はダメだけど、この純米大吟醸は飲みやすかった!」 ・・・と、喜んでくれたみたい。 そして、美濃戸口に戻って、今回の雅ちゃんとの南八ケ岳登山が無事終了しました。 今回は、GWに北アルプスに一緒に行く予行練習で、雅ちゃんはどのくらいのペースで歩くのか? どのくらいのお酒を飲むのか? ・・・とか、いろいろ解って、GWへの良い教訓になりました。 今回は特に雅ちゃんのペースに合わせた訳ではなく、普通のペースで歩けたし、お酒の足りない事も解ったし、今回は自分が自分らしく普通にいられた事が大きく、天気も回復して雅ちゃんと気持ち良く歩く事が出来たのが大きな収穫です。 ・・・でも、ドラマチック過ぎる天気・景色に正直出来過ぎかも・・・ こんな素晴らしい想いをしてしまうと次回のGW残雪期の北アルプスのハードルがちょっとばかり高くなってしまうけれど、今回は本当に素晴らしい南八ケ岳でした♪
by amitsuka1210
| 2009-03-22 00:57
| 八ケ岳
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