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2018年 01月 19日

正月明けのダイエッ登山 @東谷山

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1月14日に雅ちゃんと新潟県の東谷山に行って、雪に揉まれてきました。












全国的に強い寒気に覆われた週末。
新潟では夜通し立ち往生した電車のニュースや様々な大雪のニュースが飛び交っており、雅ちゃんに「大丈夫なんかいね・・・。」
・・・とチクリ・チクリと釘を刺され続け、土曜日の退社後に関越道を走らせ関越トンネルを抜けると、そこは雪国!

路面には水が放水されていて、路肩は雪壁。
あまりの景色の変化にびっくりしてしまいました!

トンネルを抜けるとそこは雪国って、本当なのね。。。





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車中泊は湯沢ICを降りた先にある みちしるべ湯沢。

駐車スペースでは除雪車が転回しにひっきりなしにやってきて騒がしかったです。
寝ている間の約5~6時間で写真くらいに雪が積もっていました。










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7時前に二居の 宿場の湯 駐車場に着きましたが、トイレの為に 道の駅みつまた まで戻ったりして、結局、二居(ふたい)に戻って来て出発の準備を済ませたのが8時前。










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重っ苦しい雪の降る中、出発。

ガレージで車に荷物を積んでいた地元の方に
「これから山に行くの?  結構、遭難事故があるから気をつけてね!」

・・・と声をかけられ
「そうなんですか? 気をつけて行ってきます。」

と、暖かな心遣いを感じる中を出発しました。



・・・が、いきなり道を間違えてかなりのロス。面目無い。











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気を取り直して8時半前に出発しました。

天気同様、先が思いやられます。










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ほぼ出だしからノートレースの深い雪だったので、早々にスノーシュー装着で進んでいきます。

車道に積もっている雪なので、道に沿って歩いていく為に安心感はありました。










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・・・にしても結構な雪!

新雪なので深く潜り込みます。










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ムムム・・・
道路に沿って歩いていた感覚がなくなって直進するか? 登っていくか? どっちがロスが少ないか考える。









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初見の場所なので、どうしても高い所に登って全体を把握してから歩く方向に進んでしまい、帰りも通った道ですが、結構無駄に登っていた。。。










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こんな天気で展望はありませんが、こうやって雪をかき分けながら考えて、自由に歩いていく行為に雅ちゃんも「これはこれで面白いね!」
って歩いていましたよ♪










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9時過ぎに二居峠の東屋到着。

出発時は東谷山〜日白山周回って思っていたけど、天気はこんなんなのでこの時点で周回は無いかな?
って感じで歩いていました。










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そのままズンズン進んでいき。。。










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歩くのが勿体ないような綺麗な雪面♪   美味しそう♪










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雰囲気は隣の松手山までの尾根に似ていますが、こちらの方が傾斜は緩め。










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ふと見上げると青空が♪

予報だと昼前後から天気が回復するとのこと。    結局予報はハズレましたが・・・










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そして鉄塔に到着。










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新雪なのでスノーシューでもかなり沈み込み、なかなか浮力を得る事が出来ずにペースがあがらず。。。










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まぁ、焦らず進んでいこうよ♪   ・・・ってね。










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雪は軽めの極上パウダー? で、これで青空だったら最高なんだけどな。










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自分では結構頑張って進んでいるつもりだけど、先ほどの鉄塔からさほど進んでおりません。。。

感覚的に踏み進むって感じではなく、高さ的に、温泉の中をすり足で進むって感じで、先に進まず焦りはありますが結構楽しんでいる自分♪










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右奥のピークが東谷山山頂かな?
・・・って雅ちゃんと話しながら進んでいました。










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見た目はすぐ着きそうなんですが、なかなか、ね・・・












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周りに人が居ないので、目線を気にしないで歩けるのが楽しいです。

どうしても周囲に人が居ると、余計な要素が加わって妙に力んだり、頑張りすぎたり、歩きがせっかちになってしまうので、こうやって貸切の雪面を自分たちのペースで格好つけずに進んでいく事が、雪と遊んでいる感じて良い経験♪









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雅ちゃんも頑張ります!   ガンバ! ガンバ!










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わっしょい! わっしょい!
・・・って、新雪は気持ち良いね♪










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まだ雪庇にはなっていないので樹木を避けながら歩いていきましたが、
見た目はあっさり行けそうだけど、なっかなかペースがあがりませんでした。










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圧雪して踏み固めてもなかなか固まらず、どうした方が体力的ロスが少ないか? 等、いろいろ模索しながら歩きます。










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こんな天気だったので、貸切と思いきや、残念ながら後続から人影が見えてきました。

って事で、余計な要素が加わり、後ろを気にしながらの歩きになってしまい。。。










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丁度、樹林帯に入ったところで先頭交代。
貸切はここまででした。。。 

後続の人の事を考えながら歩いていた訳では無いので、もしかしたら無駄なトレースと思われたかも知れないけど、
トレースのお礼を言われるとやっぱり嬉しいものです♪

この感覚、何年振りだろう。。。   大した距離じゃないけどね。







    



                      
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傾斜が緩くなった樹林帯ではスキーヤーたちはあっという間に進んで、すぐに引き離されてしまいました。











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スキーヤーのトレースの上を歩くも、かなり沈み込み一歩が重い。

それくらいスノーシューとは比べものにならない浮力なんでしょうね。










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どうやらここが東谷山山頂。
一応スマホのGPSで確認しました。










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歩き始めて3時間半の11時45分 東谷山(ひがしやさん)1,553m 山頂到着。

天気はこんな感じの真っ白ですが、自分の目線で選びながら歩けてご機嫌な自分♪










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なんとも充実感のある瞬間です♪    体力の限界・・・千代の富士

出発も遅かったし、こんな天気なので周回はしない。    で、意見は一致。
っていうか、めっちゃお腹いっぱいの雪に満腹!
もうちょっと雪が締まっていたら、ここまで揉まれることは無かったと思います。











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って事で、ホットワインで温まります♪

スキーの方々は貝掛温泉方面に滑り下りるみたい。
初めの3人組の後から遅れて2人組がやってきて、さらに下山途中に3人組のスキーヤーが登ってきました。
スキーヤー率高し! 東谷山。
 
まじまじとスキーに見惚れてしまった。










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今シーズンはスキーデビューと言いながらも、何かと物入りで未だに行動に移せていない貧乏性のこの姿。。。

この写真も、火力が弱いカードリッジに対して、ハイパワーカードリッジの封を切るのをケチって、現カードリッジを温めて火力を維持する図。。。
なにかとコツコツと節約です。










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スキーヤーの方も去って静かな山頂を後にします。

結局、終始真っ白な世界でした。










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下山は好き勝手に降りられるのがスノーシューの醍醐味♪










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登りならば考えて歩かないと体力的ロスが大きいですが、
下りの場合は、気持ち的にも体力的にも楽で、自由なこの瞬間が大好き!










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ウサギの足跡発見♪










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雅ちゃんも我が道を進む。。。










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場所のよってはこの位の深さ。   雅ちゃん起きてる?










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波打つ雪面ですね。










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それを破壊する『まさみさま』










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いんやぁ〜、行き手を阻まれるけど、これぞ雪山歩きって感じで大満足です♪










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正月休みにリフレッシュされた自分のフィルターは、数日の仕事によってすぐに詰まってしまうという始末。。。
楽しかった夢の正月休みは遠い昔で、押し寄せてくる現実社会によって、ダークサイドに落ちてしまいそうになります。










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そんな悪循環な感情を週末ハイクによって浄化され、また一週間頑張ろう!
って気持ちにさせてくれる自然の力の偉大さ!   自然って素晴らしいね。












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色も音も形も全てがシンプルで無駄なものが無い場所に身を投じる。

どんだけ自分の日常生活が混沌としていて、雑念、雑音の中で生活しているのかが、こういう場所を歩いてみるとホント実感します。   汚れちゃってるのね 僕。。。










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・・・てな事を思いながら歩いていると、行きの時に通った道に合流。










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こころなしか日差しを感じるようになりました。










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今回、雅ちゃんに誕生日プレゼントとしてもらった巷で最近流行りのテムレス(ゴム手袋)を本格使用してみましたが、暖かいですねテムレス。

唯一の難点が、表面がザラザラなので曇ったサングラスの表面を拭けないこと・・・かな。
対策が必要ですね。










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雪面は眩しいものの、重く立ち込めた雲を眺めながら下っていきました。










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あんなに苦労して登った道も下りはあっという間です。










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マメにショートカットのワープをしながら直線的に下り、14時に駐車場に戻ってきました。

結果的に不完全燃焼ながらも雪に揉まれ、また雪をかき分けて歩きたい!
という気持ちにさせられた今回の東谷山です。   

日白山まで周回していたら明るいうちに下山出来ていなかったと思うし、またの宿題ですね。










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帰りは、まんてん星の湯で温泉とモツ煮定食を食べる予定でしたが、雅ちゃんの提案によりスルー。。。

P プラン/計画
D ドゥー/実行
C チェック/評価
A アクト/改善    のスパイラルアップだそうです。。。

有無を言わずにその様な自然の流れになっていました。










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なんとなくだけど、苦労した割には全く歩いていない今回の山行です。   ちょっとガッカリ。。。










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以前から何かで見たらしく、雅ちゃんに「日白山に行きたい!」
と、言われ続け今回の周回コースに向かいましたが、遠く及ばず、残念な結果になりました。

出発時間を早めるなり、今回は天気の件、予想よりも多い雪によって東谷山のみになってしまいましたが、土樽からもありますし、是非また雪のこの山域を訪れたいと思いました。

以上、正月休みダイエッ登山には程遠い、東谷山レポでした。


by amitsuka1210 | 2018-01-19 07:31 | 上信越/谷川 | Trackback | Comments(4)
Commented by pallet-sorairo at 2018-01-19 10:29
いやはや、ダイナミックな雪山遊びですね!
すごいなぁと思いながら一緒に楽しませていただきました。
で、あっ、やっぱりあれはゴム手袋だったんだ、疑問解決(^^ゞ
冬になってから雅さんがしている青い手袋が気になっていたんです。
巷で流行ってるんですか?!
知らなかった、時代遅れになっておる(^^;
私にとっての日白山はあの3.11の夜に出発すべく準備していた山なのです。
その後は行く機会もないままで久しぶりに思い出しました。
あの頃の仲間、どうしているかな。
Commented by amitsuka1210 at 2018-01-20 09:56
palletさん、おはよございます、雅です。
ダイナミックな雪遊びというか。。。
あんな天気予報の日に、たっかい交通費を出して、
遠方に出掛けるべきではない!と何度も言ったんですよ、私は。
ぶつぶつ。
結果、途中撤退だし、真っ白だし。
風が無くて良かった。雪は気持ち良かったです。
晴れた日白山に行きたかったです。
palletさんは随分前から日白山を狙ってたんですね。

で、オシャレ番長のpalletさんがご存知なかったですか、テムレス(ゴム手袋)。
2〜3年前からヤマレコでよく見掛ける様になって、
最近では何処の山に出掛けても必ず数人は使ってますよ。
奥多摩、石鎚、伊吹山でも見掛けました。
ホームセンターで買えるそうですよ。(私はAmazon)
1,500円くらいです。
カッチャンのレポにあるように表面がザラザラなので
サングラス、時計、車なんかを触る時は注意した方がいいかも。
あと、今回のようにラッセルの時は手首から雪が入ってくるので
対策が必要かも。
でも安いですし、替えの手袋も勿論持って歩いてますし、
雪山のアイテムとしては“あり”だと思ってます。
ちなみに私達は薄いインナーをしているので、
私はLL、カッチャンは3Lを使ってます。
決して回し者ではありませんがご報告まで。
Commented by フルシン at 2018-01-20 12:13 x
関越トンネルの先に行ったんですねぇ、、
自分はあの天候ではちょっと向かう気力は起きません。
(浅間や八ヶ岳・蓼科方面は絶好の天気だったようです)

それでも、晴れてれば谷川連峰が拝めそうなルートですね!
スノーシューが欲しくなっちゃいました。

安全第一で雪山を楽しんでください。

Commented by amitsuka1210 at 2018-01-21 22:47
フルシンさん、こんばんは。   克です。

スノーシュー、オススメですよ♪
自分たちも年間10回も使用しないと思いますが、あると無いとでは大違いで雪遊びの幅が全く違います!

ただ、使用しないと荷物になるので、初めから装着出来る様な尾根歩きの場所を選ぶ事がロスが少ないかも。。。
頑張り次第でつぼ足では大変なところも行けちゃうので、特に下りでは自由に歩けて楽しめますよ♪

はい、安全第一で楽しける様に心がけます。

フルシンさん、コメントありがとうございました。


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