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2017年 05月 13日

2017GW(2) 毛勝三山縦走 猛省のち絶景乾杯編

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GW後半の5/3(水)〜5/4(木)に行ってきた毛勝三山レポです。

本来は雅ちゃんにお願いしていたレポだけど、この日の出来事は戒めとして胸に刻んでおかないと申し訳ないので、自分がちゃんと書き残しておきます。










《 5/3(水)憲法記念日 》



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前日に片貝山ノ森キャンプ場で車中泊して、早めに出発する為に3時起きして準備を済ませるも、腹痛小僧(自分)の腹痛の為に大幅に出発時間が遅れてしまいました。   言い出しっぺがスンマセン。。。

その間、自分と同じ親土楽の法被を着ていた釣りの方が居たとの雅ちゃん情報あり。。。
今度尾澤さんに会った時に聞いてみる事にします。   自分メモ












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駐車場には思ったよりも車が止まっており、どちらかというと登山というよりも釣りの割合が高かったような気がします。
準備を済ませて5時10分頃出発して片貝山荘に6時頃到着。

途中にクマ?カモシカ?なる物体が亡くなっており、ちょいと肝を冷やす。












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片貝山荘からはほぼ雪道で、先行者のトレースとスキーのトレースがありそれを目印に歩いて行きました。












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その後、河原を埋め尽くした雪面を歩いて行きましたが、途中で雪が途切れていて渡渉するにも冷たそうだった為に、2堰堤戻り事なきを得ました。   横着したらダメですね。。。
この辺りで先行のおじさんと挨拶をして先に進みます。












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この時期に谷を歩くのは気持ち的にいいものでは無いし、本来ならば前日に片貝山荘まで入って、早朝出発の雪の締まった時間帯に雪渓を上がろうというのが計画でしたが、手薄な自分の甘い計画により、片貝山荘は7日前までに魚津市役所に予約をしなければいけないと前日に知り、今日の出発も腹痛小僧(自分)が現れ大幅に出発が遅れるという体たらく。。。    失敗&判断ミス その1

…全く先が思いやられますね。











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しばらくすると、うねるような雪面になり完全に雪に覆われた足元になりました。












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最近導入したスマホのGPSによると、出発が遅かった割に思ったよりもいい感じに進んでおり、「あの辺が毛勝山山頂じゃない?」
…な〜んて事を言いながら雅ちゃんと歩いていました。

ここまではスケール感のある快適な雪渓歩き♪











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日差しが強くなったので、雅ちゃんの完全防備姿。
「息苦しく無い?」

…との問いに、こう見えても呼吸がしやすく快適との事。

とにかく眩しかった印象。。。   雪面が。。。











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ものすごいデブリ。

気温も高くなり、思ってたよりも早く足元の雪が緩み出し一歩一歩の踏み抜きが酷くなります。











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あまりに踏み抜きが酷いので、まだ足元硬めのデブリの中を歩いていると、男性が一人下山してきました。

広い雪渓の為に歩いているところも別々なので、目があった時に軽く会釈を済ませます。
この時に下山者と会話して情報を得れば良かったと反省。

実際に先ほどまで先行していたおじさんは、この登山者とかなりの時間立ち話をしていました。
何度も振り返っても全く動きませんでしたから。。。












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虹彩?

今回はお初のコースで全てがぼんやりとした感覚。
GPSと目視によって毛勝山は把握出来てましたし、雪も繋がっていたのでさほど心配する事無く雪渓を歩いていました。












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ズブズブの雪渓を登り続け11時30分に直登ルンゼと坊様谷の出合。

ぼんやりと右の坊様のコルに向かった方が傾斜も緩く歩き易いと知っていましたが、実際に目で見てみると、左の直登ルンゼも山頂まで雪が繋がっているし、そう変わらないだろう …と勝手に判断して左の直登ルンゼに向かいました。

この時点で、遅くても13時までには山頂に着いてるかな?
っていうのが見た目の感覚。

この時雅ちゃんに、「右側行くんじゃ無いの?」
との指摘をされましたが、「そう変わらないんじゃない。。。」
…と受け流す能天気な自分。。。   失敗&判断ミス その2













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徐々に傾斜もキツくなっていきます。
心配そうに見上げる雅ちゃんを横に「取り敢えずもうちょっと登りきったら稜線だと思うから、山頂に着いたら剱を見ながらビールでも飲もうよ♪」

…と希望的観測&いい加減な事を言う自分。  失敗&判断ミス その3  軽すぎる自分












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遠目ではすぐ稜線まで辿り着けそうですが、実際に歩いていると部分部分しか分からずに、全体を把握する事が出来なくなります。












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傾斜がキツくなった直登ルンゼに入ってからは、乗鞍の件で雅ちゃんにお互い(雅ちゃんも)安全に歩けるように気を使ってとの言葉通り、ステップも深く刻み、なるべく雅ちゃんの負担を軽くするように心掛けての登りが続きます。












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傾斜は更に増し、気の抜けない時間が続きます。

傾斜がキツくなるとどうしても直登気味になり過ぎて、後方の雅ちゃんに何度も徐々にトラバースしながら登るようにと注意されました。
更に自分は、この日毎度の様に殆ど大したものを食べていなくて、シャリバテ?
…なのか、何なのか分からないけれど急に大失速。。。

なかなか次の一歩が出ずに、10歩登りハァハァと息が上がるの連続。

傾斜がキツ過ぎてザックを降ろして食料を出す事も出来ず、見えているけれどなかなか届きそうで届かない雪渓上部。
気の抜けない緊張感が続き、雅ちゃんとも意見が一致した途中にあった小分岐でハイマツ帯に上がり、そこから山頂を目指すに方向転換。

失敗&判断ミス その4 ルート取りの甘さ、しんどさと緊張感から避けるためにハイマツ帯を選んだ

失敗&判断ミス その5 こういう場所を想定していなく、簡単にエネルギーチャージ出来る状況では無く、準備不足







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ハイマツ帯は落ちる心配は無くなるものの、雪面が薄くなりピッケルの刺さりも甘く、樹木との際の空洞化によって進行し続けるのが難儀して結局行き詰まってしまい、戻って雪渓を詰める事にしました。

休憩出来そうな場所だった為に、ここでやっとパンを食べる事が出来て、少しだけ体力回復。

登っている時には気づかなかったけど、下りは吸い込まれそうで怖いですね。












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一箇所雪が固く、岩など周りが不安定な場所があって雅ちゃんに指摘したけど、結局のところ直接雅ちゃんをサポートする事が出来ないと実感して大いに反省。。。

お互いの安全を雅ちゃんに指摘されていましたが、間接的な口でしかサポート出来ないし、その場所に向かいたくても戻るのに時間が掛かってしまい雅ちゃんが怒り心頭になるのも納得。
今回の一件に関しては自分が本当に無責任だったと猛省しました。



そもそも、気まぐれで直登ルンゼに向かい、安全確保も出来ずに口だけのアドバイス。。。

自分たちの山歩きは日常生活でのご褒美♪ 楽しむ為の山歩きというスタンスが夫婦共通の認識なのに、やっと貰えた楽しいGWでこんな目に遭わせてしまった事に本末転倒を痛感。   失敗&判断ミス その6 読みの甘さ。。。









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途中からはさらに雪が緩み、上部からは不気味に小さな雪がパラパラと落ちてきて気持ち悪かったけれど、やっと安全地帯に辿り着きました。

肝心な所は写真を撮る余裕も無く(写真撮ってたら怒られる)、振り向く事も出来ず、ただ、ピッケルを深く刺し込み右足ステップ→左足ステップ→ハシゴを登る様に体を持ち上げピッケル差し込みの延々と続く反復の繰り返しでした。

結局11時30分に出合を出発して、山頂直下の稜線に辿り着いたのが15時10分。
シャリバテ大失速、ルートミス、安全の為の確実な一歩一歩によって13時には山頂に着いていると思ったけどくたくたになっての稜線到着。












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遠くに白馬三山。
ここまでくれば安心して歩けます。












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そして山頂までの最後の登りですが、バッテバテです。

雅ちゃんに、後立山が見えるよ! …と言うも、おっかなかった事と自分の読みの甘さにはらわたが煮えくり返っていた様で、すごい景色だね!
…って気分には全くならなかったらしい。。。     反省してます、自分。。。











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15時30分、剱を正面に毛勝山北峰(2,415m)到着。












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誰もおらず時間も15時半を回っていたので、景色は後回しにしてとにかく寝床作りに入ります。












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今回持ってきたお酒。
量はいつもより控えめにしました。  

それだけ自分の腰の状態に不安があったので。。。












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家作りをしていると坊様のコル方面から二人組の方が笑顔でやってきて挨拶をしました。

「途中から変な所を歩いている姿が見えて、普段はあまり通らない場所なのに」
克「間違えちゃって、途中から傾斜が凄くて大変でした。。。」
雅「そうなんです、その事で今、怒り心頭中なんです!」

…に、おじさんたち大笑い。

とにかく無事に安全地帯に戻って来られたし、この景色の中のテント泊なので、許してちょ♡












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…って、普通ならば「許すかい!」

ってなるけれど、雅ちゃんとのルールで、どんなに喧嘩しても盃を交わすときは仲直りすると決めているので、この時も青鬼を飲んだらいつもの雅ちゃんに戻っていました♪

そういう面では引きずる事無く実践している雅ちゃんに偉大さを感じます♪   自分は一体何様のつもり?











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一息ついてアテの準備をして、やっと解れてきた感じ。












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周りは白馬から剱の大パノラマ♪   クリックすると拡大します













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富山湾も見下ろせる最高のシチュエーション♪












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本当は大好きな剱を眺めながら宴会したかったけれど、風が南東からの冷たい風だった為に、剱を背にしての宴会。












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雅ちゃんに「雅ちゃん、すごい景色でしょ♪」
と言うも、睨みが入り「反省してる?」

…と言われ、しょぼんとする自分ですが、反省してるけど今は楽しもうよ! と、写真を見ると反省している様には見えませんね












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雅ちゃんも笑顔で飲んでます。   良かった、良かった♪

しばらくすると直登ルンゼから二人組みとソロの男性が上がってきて、自分は気が付かなかったけど青鬼を飲んでいた雅ちゃんに「青鬼の方ですか?」と聞かれたらしい。。。   一般ハイカーですから。。。












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結局この日の山頂テントは4張で、雅ちゃん以外全員男性。

雅ちゃんの心理的に、一人でも同性がいれば安心感や、やる気パワーが発動するけれど、誰も居ないとネガティブな気持ちになりがちらしい。。。











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すると先程雅ちゃんに声を掛けてきた人を見ると、どっかで見た事あるなぁ〜と思い挨拶すると、こーさかさんでした。

「明日はどちらに行くんですか?」
と聞かれ、ただの宴会テント泊の自分たちと比較されると恥ずかしいですが、人それぞれですからね。
山で認識のある人に会うと嬉しくなります♪


そんなこーさかさん達は剱に向かうとの事でした。












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お酒も入ってきて、ご機嫌な表情の自分。

本来は2泊3日でのテント泊希望でしたが、自分はやっぱり2泊はまだ無理というのが実感。
この時点ですでに腰に違和感がありましたから。。。












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富山ブラックを食し♪











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富山湾に沈む夕日を見ながらの宴♪

外に出ていたのは自分たちだけでした。












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この日は本当に反省点も多く、いろんな伏線もあったにも関わらず鈍感な自分の判断ミスで嫌な思いをさせてしまい猛反省。

軸となる安全たるものを軽く見すぎて、軽薄な行動だったと綺麗な夕日を見ながら振り返っていました。












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夜はガスっていて星空は見えませんでしたが、二度寝して起きた朝3時頃には満天の星空で、三脚セットしての星空撮影!












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雅ちゃんも起きてきて、この時間の富山湾の街明かりに驚いていました。

こーさかさん達はすでに起きていて、ゴソゴソと身支度をしている模様。











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星空が見えて良かった♪

1泊2日で、稜線上でのこの景色を眺められるってホント最高の場所ですね♪











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この日の行程は猫又の下降点までの2時間強がこの山行のハイライトなので、写真を撮りながら、じっくり、ゆっくり楽しみたいと思います♪

















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自分はこの日の反省点を書き残す為のレポで、2日目レポは雅ちゃんにお願いしたので、続きはのちほど。。。
大反省の1日目レポでした。



by amitsuka1210 | 2017-05-13 10:27 | 北アルプス | Trackback | Comments(2)
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Commented by chiaki at 2017-05-14 17:27 x
北陸は美味しい魚が食べられるのでそれだけで満足ですよね。
山ばかりではなく、観光も楽しいしね。
五寸釘、打たれたんですね~。
やっぱりなんかの時は男性にリードして貰い、安心したいものね~。
しかし雅ちゃん凄い体力と気力。
急斜面、雪山テント装備でよく登りきったと思います。
そして絶景は本当に素晴らしいです。
写真の腕が良いからなんでしょうけれどね。
下山編、楽しみにしてます。
Commented by amitsuka1210 at 2017-05-15 08:06
chiakiさん、おはようございます。
自分自身のここ数年のGWは、休みの日数や天気に翻弄されて満足出来るものではなかったんですが、今年のGWは大満足のGWでした♪

今回に関しては、雪渓の二股でなんとなく直登に行ってしまった事が大失敗でした。
素直に坊様のコルに向かえば怖い思いをしないで、楽しい山行だったと思います。

二日目は剱を見ながらの絶景稜線歩きでしたので、1泊2日でこの絶景を味わえる毛勝三山は素晴らしい場所でした♪

chiakiさん、コメントありがとうございました。


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