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2015年 10月 26日

雄大なる裏越後三山縦走

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10月17〜18日に以前からず〜〜〜っと行きたかった裏越後三山に行ってきました。



パノラマ写真はクリックすると拡大します。








16日(金)の退社後に高速の平日深夜割目的で大和PAにて車中泊。
いつもは寝酒なんですが、家を出た時間はいつもより遅く、翌朝早朝出発の為、睡眠時間優先で今宵の寝酒はナシです。。。       …珍しい。




《10月17日》


AM5:35   銀山平


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前置きが長くなりますが、我が家では山の行き先の提案をするのが自分になります。

それなりに雅ちゃんにプレゼンをして、「人が多いから駄目」  …とか、「天気が怪しいから、今回は駄目」
…など、最終的には我が家の大黒様(上から読んでも、下から読んでも)マサミサマの審判に委ねられます。

そのマサミサマのOKが出ていた今回の裏越後三山縦走には、ホント自分自身が切望していた次第であるんです!








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自分は車を購入したのが10数年前なので、それ以前の山と言ったら夜行での公共交通機関の整っている北アルプスの槍穂、後立、剱や南アルプス北部の同じ所ばかりに行っていました。

雅ちゃんと一緒になってからは、「同じ場所は嫌!」  
「折角、関東におるんなら、西日本からのアプローチの悪い上信越、東北の山に行こうや!」
…と言われ続けてました。       (雅ちゃんは関西在住でした。)









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そんな中、谷川方面、巻機山など足を向けて、そのどこまでも続く山々、懐深さに興味を抱き、何かで見た荒沢岳の男前の勇姿に物凄く興味を惹かれました。








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以前、その荒沢岳に急遽行き先を変えようとしたところ

「そんな山、知らん!   …なんで越後駒ヶ岳があるのに、エチコマに行かんのじゃ!  却下、却下。」

…って事がありましたが、その時に越後駒ヶ岳から見た荒沢岳の堂々とした勇姿に雅ちゃんも、「立派な山やな!  今度は中ノ岳、越後駒ヶ岳との縦走で歩こうね♪」
…との、お言葉を貰っての今回の念願の越後三山縦走には、非常に強い想いがあります。









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そんな感じでの今回の裏越後三山に至った訳ですが、直前に自分が風邪っぴきになってしまい、今回の山行は微妙かな?

…て、なりましたが、折角のチャンスなので体調不良ながらの山行決行となりました。








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それには理由がありまして、荒沢岳の鎖が当日の17日に取り外されるらしく、翌週の裏越後三山はありえない!
…って言うのが大きな理由の一つでもあります。








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…前置きは長くなりましたが、早朝に荒沢岳登山口をスタートしましたが、いきなりの急登!








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見る見る樹林帯の高度を上げ、気が付くとそこは雲海の上♪








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丁度1200m付近が紅葉の見頃らしく鮮やかな登山道を気持ち良く登って行きました!

目の前には格好良い荒沢岳!








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自分は気持ちが高ぶり、雅ちゃんにカメラを向けるも、相変わらず笑ってくれません。。。

…決して関係が冷めている訳ではありませんから。。。








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それにしても落ち葉を踏みしめる音が心地良い♪








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急登で汗をかきますが、湿度が低いのでサラッとしています。








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ホント、良い感じの雲海。








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振り返るとこんな感じ。








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何度も何度も、同じ様な写真を撮ってしまいます。









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これから進む前嵓方面。










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湖の上に雲海が発生していて、紅葉を含めた景色の全てが輝いていました!








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そして梯子&鎖ゾーンに突入。

狭く痩せた尾根の凄い所に設置されていて、結構、急です。。。








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荒沢岳と前嵓。

…何処を歩いて行くの?  








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休憩していると後ろから男性1人と華やかな女性4人パーティーがやってきました。

皆さん無駄な肉が無くアスリートって感じ。。。









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休憩ポイントからが不安定な登山道です。








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この日に鎖が撤去されるらしいので、登りはともかく下りとなると通行困難になります。

先程の男性も、どういう状態、タイミングで鎖を外すのか? 気にしていました。



自分たちは縦走なので関係ありませんが、日帰りで山頂からの下山中に鎖が無かったら恐ろしいですからね。








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アスレチック感覚の鎖場を通過して前嵓。

標識が壊れていて文字が読み取れません。








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やっぱり先程の男性は鎖の事が気になり、前嵓で引き返していきました。

それでも来年来ます!
…って、倒れた前嵓の標識を起こして荒沢岳バックに写真を撮って寂しそうに下山していきました。







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錦秋の越後の山々を眼下に気持ちが落ち着きます♪








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重い足取りで尾根を登って、歩いて来た所を振り返る。。。


ホント、気持ちの良い空間ですよ♪








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荒沢岳手前でバテてしまい、健脚女子4人組は華やかにおしゃべりをしながら颯爽を登って行き、日帰り組の下山とすれ違いだします。








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尾根を登り切ると南側からの冷たい風が吹きつけてちょっと寒い。








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山頂までもう少し!

すごい景色でしょ♪








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10時半前、荒沢岳山頂に到着。

兎岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳のパノラマ。



…この日予定していた中ノ岳までは遥か遠い。。。








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反対側の北東方面のパノラマ。








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恒例の記念写真を撮っていると、ソロの女性が登ってきました。


この時期にこの山域を訪れる人は皆さん、凄く力強くて山ヤの雰囲気が伝わってきます。
…一方、自分たちは尻皮などチャラい格好で、どう思われていたのか。。。








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見た感じ、ちょっと中ノ岳までは無理っぽいので15時テント設営を目安に先を進みます。     …兎岳辺りかな。。。








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道は刈られていて歩き易い。








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振り返って男前の荒沢岳。








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メラメラと燃えてますね♪









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さらにアップ!

静かな山歩きを満喫♪









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…でも、何気にアップダウンも多くて疲れます。


おまけにこの時期にしては水分摂取量が非常に多く、途中で水が尽きてしまいました。。。








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今回のルートで水場は2カ所。

陽の水と越後駒ヶ岳の水場。
結果的に2カ所とも水が湧いていましたが、越後駒の水場が枯れていたら…と思うとゾッとします。


この水の問題もあり、今回は非常に苦しい縦走を強いられる事になりました。









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12時20分   陽の水付近に先行の健脚4人パーティーが魅惑のテントを張っていました。


この時間にもうテント?
てっきり周回と思っていたので、翌日は相当歩くんだろうな?  …と思い、そんな彼女らを横目に水を汲みに行きました。








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5分程下った所に勢いよく冷たい水が流れていました。








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あれ?


テントにソーセージ?












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当初、中ノ岳まで行こうと思っていて、それが無理っぽいので兎岳辺りかな?
…に変わり、結局魅惑のテントに釣られてこの陽の水にてテン泊となりました。


明日相当歩くんやろな?    地図を見ながら心配する雅ちゃん。   ←心配性だって雅ちゃん








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一方、お気楽な自分は「明日の自分に期待♪    まぁ、なんとかなるっしょ。」

…って、13時前からの宴会を楽しみます♪


実際、結構疲れていたし、ここで美味しい物を食べて回復して、水の心配を解消しつつ、翌日の元気な足取りにも期待!
考えても仕方無いので気持ちを切り替えて、のんきに寛いでいました。


…結果は翌日とんでもなく疲れたんですけどね。。。








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毎度の事なんですが、歩き抜く事を最優先にすれば、ULでそれなりに歩き抜く事は出来ると思います。

…でも自分たちは休みが少ないので、貴重なテン泊での寛ぎ、宴会の時間も優先順位の上位になりますので、苦しいながらも重い荷物を背負い込んで山に足を踏み入れています。。。     最近しんどくなってきたけれど、まだこっち方面で頑張るつもり。


いろいろなスタンスでの接し方がありますからね。








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翌日は誰とも会わないので、大好きなにんにくたっぷり♪

一泊なのに雅ちゃんの持ち込んだワインは2本、自分は八海山4合。








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なんでもない会話をこの空間でするのが好き♡



景色が気持ちを開放してくれて、この場所でしか得られないいろんな会話を美味しいお酒を飲みながら、のんびりと時間を過ごしました♪

この時間の為に頑張って重い荷物を背負ってきたみたいなモノ。。。








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しかし雅ちゃんは安心しきって(酔いつぶれて)昼寝。

お日様の力も強くて、外に居てもちっとも寒くありません!   …ホント、びっくりポンです!!








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15時頃から夕立があり、テントで避難。

その後暗くなってから再び宴会に突入しましたが、異常にビールでシュワッとしたかった。   こういう時に限ってビールを持ってきていない。。。








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いつもは酔いつぶれて星空撮影出来ませんが、この日は満天の星空をちゃんと撮る事ができました。









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いんや〜♪  充実のテント泊でしたよ♪
















《10月18日》




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この日は長丁場になるので、朝3時起き。

準備を済ませて4時半に出発しました。   テントが朝露で重い。。。








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兎岳手前で荒沢岳で会ったソロの女性がテン泊していて、素晴らしいロケーションを羨ましく思います。


丁度6時に貸切の兎岳山頂にて御来光!    日本の夜明けぜよ!って。。。








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これから向かう朝日に照らされた中ノ岳と越後駒ヶ岳。








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流れる雲海が良い感じ♪








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巻機山方面のパノラマ。








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裏越後三山の峰々。








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おっ、こんな所に五郎丸選手が。。。

雅ちゃんの最近のブームらしい。。。   まぁ五郎丸選手は爽やかで男前ですからね。










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静寂の荒沢岳。








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静かな稜線を進んで行きます。

中ノ岳って、なんとなく五龍岳北面に表情が似ていて、立派な山容ですね。







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足元がちょっと悪いけれど、最高の天空トレイルなんです♪








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朝日の光線に照らされた景色が素晴らしく、なかなか先に進めません。








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荒沢岳。    ホント男前の山です!








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中ノ岳の登りは、the直登で、傾斜を緩めるジグザグは無く、ふくらはぎがパンパンになりました。








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その急登と格闘中。








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8時50分 中ノ岳山頂。








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何やら雅ちゃんがモソモソと。。。

「あれ富士山ちゃう?   新潟からも富士山が見えるんじゃ!」








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「どれどれ、ほんまや! めっちゃ雪被っとるやん!」
…ってなやりとりがありました。








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北側のパノラマ。








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避難小屋は硬く閉ざされていました。








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越後駒ヶ岳までもアップダウンが多く、遠い。。。








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中ノ岳〜越後駒ヶ岳の道がとんでもない悪路で体力を消耗しました。


足元は笹で見えずに、前日の雨による木の根、濡れた岩は滑りまくり、尾根は痩せていて東側が切れ落ちていて、常にバランスを保つ為に左側の笹を掴みながら歩いていました。








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景色はド迫力なんですが、足元悪過ぎ。。。









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先程までいた中ノ岳が遠くなりました。     ヘロヘロの最中。。。








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なんとか13時に越後駒ヶ岳山頂。










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この日は暑くて水分消費が激しく、この時点で3.5㍑消費。

駒の小屋の水場が枯れていない事を祈りながら下って行きました。








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何とか水確保出来て、ホッとひと安心j♪








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めっちゃ疲れましたが、ここまで来れば目処がたったのでランチにします♪

余った食材&アペリティフ♪








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こんな張り紙も。。。








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荒沢岳からの稜線。

よう歩きました。








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小屋は閉められていて、こんな時間なので人は居ません。








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空腹も満たされたし、さぁ、駐車場まで頑張って歩きましょう♪








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後は黙々と重い足取りで下山。








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途中で道を間違えたと言って、一回下った500mの激下りを登り返してきた、兎岳付近で挨拶を交わしたお兄さんがいました。

再び激下り、道を見失った場所で「我ながら、あのリボンを見落とした大馬鹿者です」
…って説明してくれましたが、だからといって激下りを登り返す体力のあるあなたは、何処だって行けますよ!


…その後、林道に合流しても間違えて逆方向に行こうとしてたり、体力はめっちゃあるけど危なっかしかった。








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後は林道歩き。

途中からヘッ電で歩き、お兄さんを指摘していた自分たちも最後に逆方向に行ってしまったりと、余計に歩いて、タニタの歩数計によるとこの日の歩行距離27㌔。

テン泊装備でアップダウンの多い稜線を歩いたので、骨の髄まで疲れました。。。








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下山後は白銀の湯(650円)で汗を流し、湯上がりには牛乳でしょ♪






帰りは関越道で帰宅は23時頃になりました。



今回の裏越後三山はとにかく格好良い荒沢岳。
どっしりとした中ノ岳 越後駒ヶ岳。

紅葉も素晴らしく、極上の天空トレイルを楽しむ事が出来ました。




道は整備されているものの、悪路なので、これで整備されていなかったらと思うと感謝の気持ちでいっぱいになります。
山を育む人々の息づかいも感じられ、ガッツリ縦走も出来ましたし、大変濃密な二日間でした♪



以上、懐深い紅葉の裏越後三山レポでした。
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by amitsuka1210 | 2015-10-26 07:22 | 上信越/谷川 | Trackback | Comments(4)
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Commented by pallet-sorairo at 2015-10-26 09:40
裏越後三山(っていうんですね、ここ)縦走、堪能させていただきました。
かっこいい荒沢岳だけでなくこんな縦走は絶対にできない私にとって
行きたいけれど行けない山域をこんなふうに見せていただけるのは本当に嬉しいです。
克さん雅さんのブログに出会ってほんとによかった!って思います。
ありがとう!!!
Commented by chiaki at 2015-10-26 21:00 x
荒沢岳、私はまだ登っていないんです。
このコース、他の方のブログで見て歩いてみたいなぁと思ったコース。
しかしソロでは行けず。
越後の山の紅葉、綺麗ですよね~。
仕事、仕事だった克ちゃん、支えている雅ちゃんへのご褒美で、晴れて素晴らしい紅葉を見る事ができて良かったですね。
心、技、体、バッチリですね。
テン泊装備でガッツリ登山、応援しています。
Commented by amitsuka1210 at 2015-10-26 23:15
palletさん、こんばんわ。

なんだかpalletさんが何処か遠くに行ってしまう様なコメントですね。

このブログは二人で一緒に過ごした記録として、(無礼かも知れませんが。。。)自分たちもpalletさんくらいのお歳になった時に、お酒を飲みながら一緒に見られる様に、その時の流行や感情を素直に書いているつもりです。

あまり流されず、マイペースに更新していきますので、これからもよろしくお願いします♪

palletさんは、おフランスに行ってらっしゃったんですね♪
エスプリ満喫したんでしょうね。。。
自分は学が無いので、トンチンカンな事を書かない様に、こっそりと覗かせて頂きます♪

palletさん、コメントありがとうございました。
Commented by amitsuka1210 at 2015-10-26 23:26
chiakiさん、こんばんわ。

荒沢岳は良かったですよ♪
眺めが良いですし、アスレチック感覚で歩いていて飽きません。

でも、標高が低いので暑い夏などは大変だと思います。  秋がオススメだと思いますよ♪
ホント、この時期にこの場所を訪れる人は、女性も含めてみんなパワフルでした!

今年は仕事が忙しく、休みを棒に振っていたので、この時期にテン泊縦走出来て求めていた分、目に映るもの全てが輝いていました♪
越後、南東北と、自分にとって未踏の山々に興味を抱いてしまいます。

最近は日帰りが多かったので、さすがに疲れましたが、これからもテン泊登山が出来る様に頑張りますよ♪

chiakiさん、コメントありがとうございました。



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