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2012年 05月 13日

GW後半:燕岳〜常念岳 2泊3日《中房温泉〜燕岳〜常念岳〜ヒエ平》

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ブログ主:カッチャンの嫁(呼称:雅ちゃん)です。
GW後半の5/4〜5/6にカッチャンと燕岳〜常念岳に行ってきました。



♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪








《 5/3(木:祝)憲法記念日 》

登山前日は朝から生憎の大雨。
午前中にノンビリと都内で食材(&日本酒)の買い出しと山支度を済ませ、
先日、めでたく6万kmを超えた、嫁入り道具の我が愛車で午後から松本に向け出発〜っ!

高速はいつもの渋滞。運転は双葉SAまでカッチャン。あとは私。やって私の方が車庫入れ、上手やもん。
雨は次第に弱まり、松本に着く頃には上がりました。明日からの山は期待大♪





この日は松本のコインパーキングで車中泊。何故なら・・・
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念願の「山女や」さんに飲みに行くけんね〜♪
ところが18時半には店に着いたものの既に満席。





名前を残し、20時まで松本城周辺を仲良くデートして時間を潰したけど入店叶わず。
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「今度は予約してから来ます」とご挨拶だけして、私達は夜のトバリに消えたのでした♪
2軒ハシゴしたけどイマイチやったなあ。リベンジせんと!
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明日からの楽しい縦走を祈念して
カ ン パ 〜 イ ♪♪
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《 5/4(金:祝)みどりの日 》

そして夜は明け、いざ登山口へ!
ところがコインパーキングで目覚めたら何だか想定外にかなりの曇天。気分は超ブルー。
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とりあえず穂高駅に移動するも無料駐車場が見当たらず、モタモタしていたら路線バスも出発してしまう始末。
オマケに雨まで降り出すし・・・。

身支度を整え、駅で6時半過ぎまでタクシー同乗者が来ないか粘ったものの現れず。
あえなく無情の雨の中、たっかいタクシー(7,100円)へ乗り込んだのでした。どんだけセレブなん??

中房温泉へ着いたら下界の曇天雨天は何処へやら、なんと快晴!
喜びに浮かれるカッチャンは、ドラえもんの如く、数センチぷかぷか浮いている、
まさに浮かれ気分でロケンロー状態。
もうちょい落ち着きぃ〜や〜、ちゃんと地に足つけな〜。

かくいう主婦雅美、さっき払ったタクシー代が頭をもたげ、イマイチ気分が冴えず。昨日、ハシゴするんじゃなかった。。。





とりあえず登山届を提出し、写真を撮ってレッツらゴー!
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気合い十分のカッチャンは既に半袖。燃えとるねえ〜。またすっ飛ばして歩くんじゃろなあ。。。





さて、私にとっては1996年(夏)以来の燕岳。北アルプスデビューは燕岳〜槍ヶ岳でした。
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当時の事を思い出しながら、延々続く人渋滞の中、高度を上げ、合戦小屋にて大休止し、あんぱんを食す。ウマヒ〜♥

ちなみに最近の私の行動食は、
あんこ系(断然つぶ餡派)
レーズン・ナッツ系
柿ぴー(わさび味)
魚肉ソーセージ

関西での華の独身OL時代に比べ、随分チープな行動食。デパ地下スウィーツが恋しい今日この頃。。。
頼むよ、カッチャン!





さて、合戦小屋でアイゼンを装着し、トレースに乗っかり黙々と燕山荘へ向かいます。
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浮かれポンチのカッチャンは想定通り今日も歩くの超・早い早いっ。
かなり重い筈(30kg強)やのに、さすが男の子!
でも軽量化を無視した無駄な荷物(アルコール、カメラ機材、食材、調味料・・・)が多いんじゃろけどねえ。
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そなに元気なら私の荷物(アルコール)をもっと持ってぇや〜・・・といつも思う。
注:写真は私の後ろ姿ですが、基本はいつもカッチャンが私の20〜30m位先を歩いています。





昼過ぎに燕山荘に到着。「超お腹空いた〜!!」の訴えを無視され即幕営準備開始。
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カッチャンにとっては人生初の雪上テント泊。
嬉しそ〜に小屋でショベルを借りて、張り切って黙々と雪壁やのテント入口の階段やのを作ってらっしゃいました。
いつまで続けるんじゃ。。。





「ハヨして〜や〜。お腹空いとんじゃけ〜ん。」
私は担いできた安ビールを冷やし、働く男を待つ。ええ、この4本は全部、私が担ぎましたとも。
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ようやく落ち着きランチスタート。カンパ〜イ!
寒いので私はテントの中へ、燃えとるシェフ克己は外で調理。
元気やね〜。体感温度が全然違う。これからの下界での実生活が心配。。。
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それにしてもうまそ〜やねえ♥





時間が経つにつれ、雲が出てきたので、この日は燕岳は即断念し、このまま宴に突入。
ビールから日本酒へ・・・。

ちなみに2人で担ぎ上げた酒量(2日分)
安ビール500ml×4本 + 日本酒1.5升 + 甘酒用に酒粕
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写真は毎度のポトフからミネストローネに変身させたもの。大好きなチーズたっぷり♥
生のトマトは大嫌いだけど、煮込んだトマトは美味しかったです。
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あっ、水は小屋で購入しました。
ペットボトル(2L)600円だったので一瞬躊躇したけど空腹に負けました。。。
ガスも沢山持ってたし、雪を溶かせばよかった。小さな事からコツコツと・・・by主婦

そんなこんなの宴の最中、テントの外から「燕で雷鳥が見えた〜♥」の羨ましい声も聞こえてきたけど、
日本酒に移行した腰はもう上がりません。
20時位まで飲み続けたのでした。ホント、よ〜飲むなあ。。。








《 5/5(土:祝)こどもの日 》

目覚めれば風の強い曇天の朝。
夜もかなり風が吹いていて、気付けばテントのポールが曲がっていました。
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カッチャンは夜中に何回か写真を撮ろうと外を見たらしいけど、全く駄目だったと。

そんな中、私は十数年選手の冬用シュラフで朝まで快適、爆睡でした。
かたやカッチャン、冬用シュラフを持っていないので、夏用シュラフ+インナー+シュラフカバーでのご就寝。
期待して「どうやった?寝れた?」の問いに、「快適だったよ」とツマラン返事。ちぇっ。
「寒くて寝れなんだ」の泣きの言葉を期待しとった鬼嫁の私。





この天気、どないする〜。下山する〜?
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でも空身で燕だけでも行ってみよ〜や、雷鳥がおるかもしれんし。





という事で、尾澤組のハッピを着て燕岳へ。ノーアイゼン、ノーピッケル、ノープロブレム。
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なるほど、これがイルカね・・・等、昔、気付かなかった岩々に納得。ベタな写真撮影。
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程なく燕岳ピークに到着。風は強いけどガスも取れてきました。
風が強くて三脚は立てられないので、記念写真だけ撮ってもらい、早々にテントへ退却。
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次第に展望が開けてきたので、当初の目的通り、常念岳を目指す事に決定。
テントを撤収し、念の為にアイゼン装着し出発っ!
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面白い岩々を見ながら蛙岩に到着。
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右を巻くのか左を巻くのか、右往左往していたら「なんじゃあ〜、真ん中じゃんか〜!」。
ちゃ〜んと通過用のトンネルが出来ていました。
よく見ると「冬道ルート」と書いてある。でもデカザックでは通過が腕立て伏せ状態で大変でした。





そうこうしている内に槍が見えてきた♥
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蛙岩で一緒だった先行していたお兄さんが「うおーっ」と発狂していました。
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それでも相変わらず風は強い。展望はいいんやけどなあ。
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大天井の登りを見て小休止。ここでストックをしまい、ピッケルにチェンジ。
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大天井の足場は特に問題無かったけど、なんせこの日は風強し!
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登る人より降りてくる人が断然多くて、見上げた皆さんの耐風姿勢が揺れている。
この風、大丈夫?かなりヤバイんちゃう?

中腹まで登ったところで、カッチャンが擦れ違う人に大天井から先の風の状況を情報収集。
珍しく、いつも突っ込み気味のカッチャンが発した言葉・・・「燕まで引き返そうか・・・。ヤバイよねえ。」
おやっ?ちぃと一家の長である自覚が芽生えたか?





とはいえ、燕まで引き返すのも億劫なので、暫く様子見。耐風姿勢を取りつつその場に待機。
でも未だに登っているのは私達だけ。
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しばら〜く待って、3人パーティが現れたので先行してもらい、その様子を見て「行ってみよか」と再び歩き出す。





そうしたら風は強いけど、待機していたところが一番強かったみたいで、
結局、その3人パーティを抜いて、すぐに大天井岳ピークに到着しました。
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ザックに付けた鯉のぼりがちゃんと真横に泳ぐ程の強風の中、証拠写真だけ撮って早々に常念小屋へGO!
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暫く行ったところで大休止を兼ねイベント開始。
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この日は子供の日。だもんで常念岳を見ながら柏餅を食す。賞味期限切れ。
ホントは大天井ピークで食べるつもりだったけど、あの強風では無理なんで適当にこの場所で。
肝心のブツは私のザックに無理矢理に押し込んでたんで、鯉の紅白饅頭はグズグズ。
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柏餅は何とか原型をとどめていました。ま、形はどうであれ、味は一緒。
常念をバックに。あんこがウマヒ〜。





あとは常念小屋を目指すのみ。展望もいいし、お気楽や〜ん♪
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な〜んて思ってたら怪しげな黒い雲が突如発生っ!
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ナント、雪が降り出し、粒が段々デッカなってくるじゃんか〜。
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「雅ちゃん、これって・・・ヒョウじゃない?」(写真の白い線や点はヒョウです。うひょ〜!





ヒョウの痛さで十分なのに、更に「ゴロゴロゴロッ。ドオーーッン!」と雷まで鳴り響きだす。
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こりゃ〜ボヤボヤしてたらヤバイッ!
前を行く、か〜なりごユックリ歩くご高齢の?大集団を一気に抜かせていただいて、小屋を目指して一目散に歩きました。





なのに、よう解らんけど、小屋に着く頃には虹が現れました。雷鳥さんは現れんのになあ。
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ようやく小屋が見えた途端、カッチャンから悲鳴?がっ!
「テン場に雪が無〜いっ!」
ホンマや、前日の事もあって、今夜は水確保に雪を溶かす気満々やったのに・・・残念やったね。
(でも小屋の水は安かったけん、よかったんちゃう?)



小屋に着き、ヒョウが舞い飛ぶ強風の中、急ぎテントを張っていると、
ササッと設営を手助けしてくれた紳士が2人いらっしゃいました。
「こんな親切、初めて受けた〜♪」とカッチャンはかなり感激していましたが・・・。
キャシャオ(華奢男)と女じゃけん、頼りなく見えて思わず手助けしたんちゃう?と言ってしまった鬼嫁です。





そして宴開始。ビールも日本酒もまだまだあります。
でも今回はガソリン(ウイスキー)を忘れましたが。

この日のメニューは・・・余り物のお片付け。
心優しい女座りのシェフ克己と、アグラ姿の鬼嫁とで仲良く調理です。
基本、私は切る係、カッチャンは調理係。
ちなみにカッチャンが荷揚げ当番で私がゴミ回収当番。





テント床面の斜度を上手く利用した、美しいラインを描いた女座りに・・・
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常日頃を垣間見られる、実に板についた男座り。
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そうこうしていたら、外で激しい雨音ならぬヒョウ音が!粒がデカーイ。うひょ〜。
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外を歩いてなくてよかった。。。
強風と雷鳴に恐怖を感じながら早々に就寝した次第です。
勿論、この日が山泊最終日なので、翌日の荷物になるアルコールは、余す事無く、全てお腹に収めました。








《 5/6(日) 》

物凄い風と雷で目が覚めました。
カッチャンが「フライが飛ばされた〜」と、
テントの中から片手を出して、必死にフライが飛んでいくのを抑えています。
よく見たらポールも昨日よりひん曲がっていて、テントが押し潰されそう。
手では支えきれないので、私は両足を天井に向けて突っ張って、中からポールを押し上げていました。
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でもこれでは行動出来ないので、諦めてポールを抜き、潰れかかったテントの中でそそくさと片付け開始。
外に出るとご近所さんのテントが完全に潰されていました。





キラ〜ン、太陽がおはよ〜。
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そんな状況だったけど、常念は見えていたので、とりあえず空身で登ってみる事に。
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勿論、法被(ハッピ)は着て。我ら愉快な法被〜(ハッピ〜)登山隊〜♪





風は強いけどアイゼンは要りませんでした。
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ところが振り返ってもこの強風、誰も登ってきません。あれ〜?
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眼下の小屋前に沢山の人が見えたけど、長蛇の列を作り、どんどん下山していきます。
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寂しく?私達は誰も居ない常念岳ピークで何とか三脚無しで証拠の記念撮影。
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私は常念初登頂、カッチャンは小学3〜4年生以来の2度目だそうです。





足早にテン場へ戻ると、もう誰もいませんでした。
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どうせだし、ノンビリと小屋で残りの食材を使って朝食を・・・と思ったけど、小屋で何か買わないと使わせてもらえないとの事。
グッと我慢し、下山口(ヒエ平)にタクシーを呼んでもらうよう予約金100円払って小屋を後にしました。
それにしても凄い小屋の入口。
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さあ、下山開始。
次第に雪がすっかり雨となり、シッカリとカッパを着込み、久々にザックカバーを装着して、黙々と下りました。
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10時半頃、無事に下山し、行き同様、たっかいタクシー(4,700円)に乗って、雨降る穂高の駐車場に戻りました。



下界に戻ってまずはコンビニに移動。
カッチャンはお子ちゃまなんで御用達の炭酸ジュース、私は健康優良児らしくの牛乳をGET。
車中で喉を潤しつつ、先週の鹿島槍帰りに寄った空いた温泉(シャンプー&ボディソープ付400円!やすっ!)へ行き、汗を流しました。
温泉の新聞で今GWの遭難の数々を知った次第です。気をつけねばと思います。



で、この日は下山が早かったので、SAで昼食?オヤツ?を取った上、渋滞にも遭遇したけど、
19時過ぎには「狭いながらも楽しい我が家」に辿りつきました。
でも二週連続、帰りの疲れた身体で運転をするのは殆ど私なのはなんでなん???



以上、最近、忙しいカッチャンに代わって嫁の初レポでした。
ブログ作成ってこんなにメンドイのかと初めて知りました。。。
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最後に自称セミプロ?カメラマンのカッチャンが撮ったパノラマ写真 ↑ ↑ ↑ 
相変わらず写真、お上手ね。写真をクリックするとデッカクなります。

by amitsuka1210 | 2012-05-13 16:00 | 北アルプス | Trackback | Comments(0)
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