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2010年 08月 24日

修行の南アルプス南部(5) 3泊4日 4日目《百間洞〜赤石岳〜椹島》

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雅ちゃんと行ってきた南アルプス南部、8月13~16日の四日目です。

 ここに来て、久し振りに空の青さを見る事が出来ました♪



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この日の行程は、百間洞から椹島なので、時間を気にする事なくのんびり7時前に出発しました。
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百間平までの登りで、やっとこさ久し振りに景色を眺める事が出来ました♪

 これまでがこれまでだった為に、景色が見られる事のあり難さを噛みしめながら登って行きます!
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景色を眺めながら立ち止まったりして、それが息を整える時間にもなって丁度良いペースで歩く事が出来ます♪

 やっぱ、こうでなくっちゃね!
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昨日は真っ白でなんも見えなかった聖からの縦走路を改めてこうやって眺めてみると、ホント登って下っての繰り返しでよく歩いたなぁ〜・・・と、納得。
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ちょっとレンズ内に水滴が残っていてかなり白くモヤってしまい、折角の素晴らしい百間平からの写真の多くが失敗してしまいました。
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しか〜し!どういう訳か、これから進むべき赤石岳山頂にだけ分厚い雲が滝のように流れ落ちてきます。
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最後の登りの手前で元気注入の休憩!

 やっぱり太陽の光には元気を与えてもらえるし、目に映る景色は心を震わせてくれます!
昨日までの鈍感な感覚から一転して、五感全てがフル稼働してこの場所に居る実感を自然と全身で感じるようになりました!
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こういった登りも目に映る情報からいろいろ岩の表情、雲の流れ方などを観察出来て、これまでの抑圧された感覚から開放されて、この時は全てが新鮮で超気持ち良かったです♪

 やっぱり、天気良ければ全て良し!
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やっと大好きな山に戻って来たって感じ!

 でも、疲労の蓄積は隠し切れずスローペースだけど、こういう事を体感したくて来ているようなもの。

 疲れるけど身体を動かしている実感に満ちあふれ、嬉しいって感じ!

Mじゃないけど、自然と笑みがこぼれます♪
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今度は天気の良い時にこの縦走路をガッツリ歩いてみたいものです!
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赤石岳非難小屋。

 展望は望めないけれど心の充実感に満たされてます!
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取り合えず記念写真!

 ・・・失敗したのでもう1枚。
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雅ちゃんは赤石からの富士山を楽しみにしていたので、この展望には少々ガッカリ・・・

 荷物をデポして赤石避難小屋にビールを買いに向かいます♪
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避難小屋に入って雅ちゃんとビールで乾杯。

 小屋の管理人さんにお金を払ったら「いいねぇ〜、朝からビール! しかも2本も。そこら辺のつまみを好きに食べていいよ!」

 ・・・ってニコニコしてやってきて、いろいろお話して「こんな天気で断念だったね!」
と言われ、雅ちゃんが富士山を見たかった事を言うと・・・

「ほれ、コレ携帯で撮った写真♪」

その後、奥に戻ってから、額入りの富士山の写真をこれでもか!・・・と何枚も自慢気に見せつけてきて「はぁ〜っは〜っは〜っ!」
 と勝ち誇られました。
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その日も荒川小屋の人に避難小屋は食料難だから恵んでもらってたんだよ!
 ・・・と食料を届けてきた?荒川小屋の人も含めてしばし楽しい談笑をしました。

 ちょっとイタズラっぽく笑う管理人さんに親近感を感じて、「いいなぁ〜、今度ここに泊まりに来ようか?」

・・・と雅ちゃんに言うと横から、

「この小屋に泊るのには資格がある!」

・・・「え? えぇ〜?」

「それはなぁ〜、写真展で入賞した人間しか泊れないんだ! わっ〜はっはっ!」

っと、イタズラっぽく笑われました。

場所も良いし、椹島からだと早朝アプローチじゃないと苦しいかも知れないけれど、イタズラっぽくて、ちょっとビールを買っただけの自分たちを大切に相手をしてくれた紳士の管理人さんに、雅ちゃんは「あのヒゲ、素敵・・・」

・・・と、二人してまたここに来てみたいと思いました。
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面白かった避難小屋を後にして下山して行きます。

 ここからカメラの露出補正に気が付かずオーバー気味。
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んでもって、お花畑を下って赤石小屋到着。

 時間的にお昼で天気も良いし、今日は椹島まで下らないでここに泊って最後の宴会でもしようか?
・・・とまったり大休止。
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あまりに天気が良いので、濡れていたテントやシュラフを乾かして、のほほ〜んとベンチで休んでいました。
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それにしても天気は良い!
 今日のうちに椹島まで下って、お風呂に入ってサッパリしてから生ビールで乾杯するか?
ここで、お酒も売っているし、まったり過ごすか?

・・・自問自答。
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荷物も乾いて時間が流れて、1時間後。

帰宅の次の日の事を考えると今日中に椹島まで下った方がいいかな?
・・・という結論に。
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慌てて出発の準備をするけれど、一度緩んだ筋肉はなかなか戻らずにふらふらになりながら赤石小屋を出発しました。
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椹島までの下りは情けないほどボロボロでした。

 最終日の最後の下りで燃え尽きたところを、スーパーマリオのキノコに救われてなんとか椹島に到着した時は廃人の脱殻状態。
 この4日間の全てを出し切りました。
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椹島では、食事の時間の関係で大急ぎでお風呂に入ったり、念願の生ビールを飲んだり、ベンチに腰掛けて日本酒を飲んだり、この4日間は天気には恵まれなかったけれど、今の身体の疲労感から全てを出し切った満足感!充実感に満たされてとても良い時間を過ごす事が出来ました。
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帰宅のこの日の空は信じられないほどの好天!

 皮肉を感じますが、自分たちに取って今回はいろんな意味で思い出に残る良い山行でした!
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バスで畑薙駐車場へ・・・

 気絶するくらいの暑さで、全国的にも猛暑日だったらしい。
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駐車場から寸又峡温泉の美人の湯に浸かって汗を流し、美味しい生ビールと食事に酔いしれて、思い出に残る夏休みの1コマを刻む事が出来ました。


 今回の南アルプス南部は、ある意味自分の原点で、30年くらい前にシュラフの無かった頃、親父に毛布をキスリングに縛ってテント担いで連れて来られた場所に、当時の親父の年齢くらいになって自分が雅ちゃんを連れて、この場所に戻ってきた事に感慨深いものがあります。

 今回は視覚的には天気が悪いという事もあって物足りなかったけれど、肉体的・内面的・精神的には充実して達成感に満ちあふれる登山になりました。

 雅ちゃんにも励まされっぱなしで、今度は天気のいい日にスケールの大きいこの縦走路の歩いてみたいと思いました。

 ・・・避難小屋にも泊ってみたいしね!
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帰りは、ご当地コーラを飲んで帰宅しました!
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by amitsuka1210 | 2010-08-24 00:36 |    ( 南ア南部 ) | Trackback | Comments(0)
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