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2010年 08月 22日

修行の南アルプス南部(4) 3泊4日 3日目《茶臼岳〜聖岳〜百間洞小屋》

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雅ちゃんと行ってきた南アルプス南部、8月13~16日の三日目です。



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茶臼小屋のテン場では、明け方雨は止んでテント撤収の時、霧雨って感じで助かったけれど、全ての荷物が水分を含んでいて量は減っているものの重さは増していました。

 この日の行程は長丁場になるので、恒例のバランタイン17年で元気注入してから出発しました!
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稜線では西からの強風で帽子がすっ飛ばされそうでしたが、吹き抜けの西側斜面以外はしっとりとした霧に包まれる幻想的な風景でした。
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樹林帯を抜けて、ここから楽しい稜線歩き♪・・・って自分の中で勝手にイメージしていたものの、天候には敵いません。

 こうなってしまうと、どこを歩いてみても同じ感じの錯覚に陥ります。
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途中、何パーティーかと挨拶をさせてもらいましたが、こんな天気なので殆どの人が聖平までみたい。
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雷鳥さんが唯一の救い。

 自然を相手にしているので、こういう日もあると自覚して静かに受け入れて、限られた条件の中で良い思い出になるように心掛けました。
 (結構、印象に強く残っている時って、条件の悪い日が多いから、後で笑い話が出来るように・・・)
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 んでもって、上河内岳でパシャリと証拠写真。
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荷物をデポした分岐に戻って元気注入♪
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あとは、霧の中を聖平に向かいます。

 自分の幼い記憶で、晴れたこんな風な場所でWガソリン入りのご飯を食べさせられた記憶が蘇ります。
あれは確か上河内あたりだったから、この辺かも・・・

 そんな両親には、今では感謝の気持ちでいっぱいですが、あのWガソリン入りのご飯はとんでもなくマズかった!!
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聖平到着。
 小屋のスタッフさんから情報収集。

 ・・・によると、今は曇りのち晴れで、翌日も同じ感じ。
あくまで下界の天気予報なので、翌日もこんな感じならば正直ヘタレな自分は萎えそう。

百間洞まで約8時間の長丁場。

 いろいろ悩んだけれど、今回は思いっきりどろっどろになるまで、とことんやろうか?
・・・と雅ちゃんと話したから、取り合えず百間洞に向かいました。

 今回は、雅ちゃんにホント励まされっぱなし!
こういう状況での女性のたくましさを思い知らされました!
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聖のしんどい登り。
殆どの皆さんは、聖平から空身での聖岳ピストンでした。

 お花がたくさん咲き乱れていて、花に興味があったらコレまた違った歩きになるんだろうな〜・・・と思いながら休憩。

 自分が分かったのって、トリカブト・チングルマぐらいだもんなぁ〜。
遠くの景色が見えなくても、足下のお花は見えるので、ちょっと興味をもってみようと思った。
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相変わらず霧の中の風景です。
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小聖。
 ここは自分にとって、とても意味がある記念の場所に戻ってきました。(真っ白だけど)
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小聖から視界の利かない急登を登って聖岳山頂。

 正直こんな天気なので、悲しいかな・・・印象は薄いです。
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あとは聖を下っていきます。

 南アルプスの山は、1つ1つの山が大きく隣の山との距離が遠くて登っては下って、また登っては下っての繰り返し。
 景色が眺めれば、印象も違うと思うけれど、足下しか見えない真っ白の世界では「さっき、ここ歩いたんじゃないか?」
・・・どデジャブになるほど、同じような感じの印象で山を一つ一つ越えていきました。
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晴れていたら、気分良いんだろうなぁ〜・・・と、一瞬でもガスが抜けると、喜んでシャッターを押しました。
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兎岳の登り返しもしんどかったし、その先の山々を越えていくのもかなり疲労を抱えて、力を振り絞って歩いていきました。

 疲労の蓄積、天気によるモチベーションもあって、雅ちゃんともかなりの疲労困憊で、自分の持っている体力をいっぱいいっぱい出し切って霧の中を歩いていました。

 正直、しりとりする余裕はありませんでしたが・・・
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気持ちを切らさず、ボロボロになりながら、なんとか百間洞に到着しました。
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いや〜・・・ホント疲れました。

 荷物を下ろしてビールで乾杯♪
表情に余裕はありませんが・・・
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暫く寛いで、もうなんもしたくねぇ〜・・・状態で、自分の腰が椅子に吸い付いて動けなくなりそうでした。

 ここからテン場までの移動で、再び荷物を背負った時はこんなに重かったっけ?
・・・気持ちを切らすと、肉体も切れてしまう事を再確認して、気持ち・思い込みの重要性を身を持って学びました。
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テント設営。

 全ての荷物が湿っています。
・・・って言うか、大吊橋以降景色を見ていないこの現状。からっと晴れた青空が恋しいです!
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ボディーは防水だけど、レンズは違うので、レンズ内に水滴が入ってもやってしまってます。

 あまりいい自炊室とは言えない場所で宴会。

今日も、昨日同様に全てを出し切った疲労感からアルコールも少なめで、早々にテントに戻ってテント内でちびちび飲みました。

 せめて最終日くらい晴れて欲しい!
・・・いや、晴れる!

・・・を合言葉に、深い眠りに沈みました。

四日目に続きます・・・
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by amitsuka1210 | 2010-08-22 17:35 |    ( 南ア南部 ) | Trackback | Comments(0)
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