2010年 01月 23日
自分たちは前日に出発は6時過ぎって決めていたので眠ってはいたけれど、周りにつられて起き出しました。 こんなに早く出ても外は真っ暗なのに・・・ ・・・って、思いつつ結局小屋に泊った人達の中で一番早く出発したのは自分たちでした。 それでも6時前出発。 しかし、表のテント泊のお兄さんはすでに5時過ぎに出発していました。 八合目までのしんどい登りのトレースも風でうっすら消え掛かってました。 稜線で朝日に照らされる甲斐駒。 風はあるものの空は快晴で、トレースのお陰か?思っていたよりも速いペースで来られました。 北岳も姿を現して展望は抜群! ・・・と、実感! 風は八合目の稜線の所だけらしく、穏やかな陽気の中を気持ち良く輝ける雪の上を歩いていきました♪ ちょっと気持ちが高鳴る。。。 ・・・と挨拶を済ませました。 ・・・と、声を掛けたけれど、目がラッセルを心から楽しんでいる感じが伝わってきたので、ここでオイシイ所を横取りするのは大人げないし、八合目までの辛いラッセルを引っ張ったこの人がこの日の主役だから、挨拶をしてからは少し距離を置いてあとからゆっくり歩きました。 ・・・こういうのを、ラッセル泥棒って言うのかな? ・・・と、このお兄さんを見て感じました。 二番乗りだけど。。。 先行ラッセルのお兄さんに改めて挨拶をして、GWに雅ちゃんと北穂でキレットを眺めながら美酒に酔いしれて宴会をしていると、キレットの雪面からこっちに登ってくる2人パーティーを見て、カッコイイ!! ・・・と思った人に似ていたから、「GW、北鎌から穂高縦走した方ですか?」 「SWは北方稜線の池の平から阿曾原に行きました?雲切新道ですれ違ってると思うんですが。。。」 ・・・言ってみたらビンゴでした。 その人のブログを覗かせてもらっていたから、かなりリスペクトで、ラッセルの邪魔をしない大人の対応をしてといて良かった。 毎度の事だけど、降りるのが名残惜しい。。。 甲斐駒さん、また来るよ!・・・って。 ・・・と、ちょっと複雑な思いで下っていきました。 こうやって見ると、甲斐駒と人々との様々な距離の近さを実感出来ます。 小屋の中は綺麗に片付けられていて、雅ちゃん曰く「あの管理人さん、絶対A型やわ!」 ・・・って、管理人さんの何気ない心遣いや小屋の暖かさに、寒がり雅ちゃんは七丈小屋を気に入ってくれたみたい。 自分もこの小屋にはすごくお世話になっているし、お気に入りの場所です。 ・・・でも、長い下りでちょっと疲れたかも。。。 今回の甲斐駒・黒戸尾根は天気に恵まれて気持ちの良い雪山を満喫出来ました。 小屋でガイドさんに「来週はどちらの山に行かれるんですか?」 ・・・って聞かれたけれど、自分の場合は休みは日曜日だけなので、お泊まり登山は年に数回しかできません。 今回はたまたま連休をもらえて、天気にも恵まれたので、自分にとって数少ない貴重な時間を満喫しようと甲斐駒の神様に感謝しながら楽しく登る事が出来ました。 周りからみたら、不謹慎にいつも飲んでるように映るかも知れないけれど、自分たちのペース・スタンスで心から楽しめているので周りに迷惑を掛けずに安全を心掛けてこれからも山・自然を感じて癒されに、こういうフィールドを訪れたいと思います。
by amitsuka1210
| 2010-01-23 23:03
| ( 甲斐駒:小屋泊 )
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