2009年 08月 21日
8月15〜16日に行ってきた、前穂ー奥穂ー西穂ルートの奥穂からジャンダルムまでです。 ・・・と二度寝して再び目覚めた4時前には雨は止んで星空が顔を出していました。 準備を済ませて4時半に穂高岳山荘を出発。 メット、ザイルを担いだ4人組パーティーの後ろを歩きながら5時過ぎに奥穂山頂に到着。 雅ちゃんはGW以来の奥穂。 あいにくご来光は雲の中。ひと息入れて西穂方面に向かいました。 今回はかなりの人が奥穂ー西穂に行くみたいで、すでに先行の人も多く、ザイルを担いだ4人組パーティーも自分たちの前を歩いていました。 馬ノ背手前でアンザイレンするのか?道を譲ってくれました。 雅ちゃんは今回初めて槍〜奥穂を一人で歩いて、さらに奥穂〜西穂ルートも今回が初めてで、初めてづくしの贅沢で欲張りな登山です。 馬ノ背で「ここから結構、高度感があって見せ場だよ! ゆっくり安全にね!」 ・・・って言うと、「わぁ〜、想像していたよりも危なそうじゃん、余裕無いわ〜・・・」 「起き抜けで全然身体が目覚めてないわ・・・」 ・・・っと、必死に下る雅ちゃん。 写真撮るから、こっち向いて欲しかったけれど、かなりいっぱいいっぱいの様子。 見せ場です。。。 後で雅ちゃんに聞いたら、ひどい事に自分に騙されてこのルートに連れてこられたと思ったらしい・・・ 何とか馬ノ背通過。 「なんとかなりそうでしょ?」 「今は精神的プレッシャーがあるけん、正直、余裕無いわ・・・」 ・・・と、いきなりの馬ノ背の高度感に少々驚いた様子の雅ちゃん。 しばらく安全地帯を歩いて・・・ 「次は、ここを下ってロバの耳を登り返して横っちょを迂回します。」 「なんとも言えんプレッシャーを感じる・・・」 ・・・って、取り合えず天狗のコルまでは頑張ろうね!・・・と歩き出しました。 ちょっと落ち着いた様子の雅ちゃん。 ロバの耳の登り。 後続とは距離があったので自分たちのペースでゆっくりと登って行きます。 高度感、浮き石はあるものの、慎重に歩けば問題ありません。 雅ちゃんも馬ノ背で鼻っ柱をへし折られたので、後は何が来ても驚かなくなった様子。 奥穂と雅ちゃん。 写真にも少しずつ笑顔が増えてきました。 ジャンに光が当たって、「雅ちゃん、写真撮ってあげるよ!」 ・・・と言うと、ニヤっと笑ってるような、引きつってるような微妙な雅ちゃんスマイルをパシャリと一枚。 やっぱり奥穂側から見るジャンダルムは格好良いもんです♪ ここまで来ればジャンはすぐ目と鼻の先。 今回も直登はしないで荷物をデポして安全にジャンダルム山頂を目指しました。 「あの鳥、かわいい!」 ・・・っと槍をバックにジャンダルム山頂でパシャリと一枚♪ 山頂にベテランの人と話しをしている人の二人がいたので、自分も記念に写真を撮ってもらいました♪ 奥穂から流れ落ちる滝の様に雲海が迫ってきます。 ちょっと幻想的でした。 雅ちゃんに、「あれが西穂だから、あそこまで大丈夫そう?」 ・・・と聞くと、「精神的プレッシャーはあるけど、とりあえず頑張る!」 と前向きな言葉が。。。 天気が良いので気分を後押ししてくれます♪ あまりのんびりしていると後続に追いつかれて、変なプレッシャーを感じるので休憩も程々、ジャンダルム山頂を後にしました。 取り合えず、天狗のコルに向かいます。 続きはのちほど・・・
by amitsuka1210
| 2009-08-21 01:14
| ( 穂高連峰 )
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