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2009年 07月 28日

海の日:奥穂〜西穂縦走 2日目-3《天狗岳〜西穂〜上高地》

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7月19〜20日に岩しんさんと行った奥穂ー西穂ルートの天狗岳〜上高地までです。



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 思い返せば、子供も頃から親父に山に連れていってもらっていたけれど、社会人になってから初めて自分のお金で山に行った場所がこの穂高です。

 その時の相手が写真の岩しんさん。

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 当時はお金が無かったから、取り合えずテント、シュラフ、カッパ、ガスストーブを買っての穂高縦走のテント泊。

 靴まではお金が回らずにホーキンスの靴にジーパンでの登山。・・・とにかく夏の思い出を作りたい!っていう気持ちだけで、本格山デビューとなる岩しんさんを誘って穂高に来ました。

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 それまでは親に連れて行ってもらっていたので、いざ自分たちでいろいろ計画を立てるとなると様々な苦労や不安も生じて、逆にそれに向かっていくのが楽しくさせるような夏のギラギラとした気候と若さでした。
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それ以来、岩しんさんと日程が合えば一緒に山に行って、その付き合いが続いている大切な友人です。
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 何で山に行くのか?

 ・・・って思った時、兄貴達とも話したけれど、自分は親父と遊んだ記憶がほとんどありません。
 ・・・が、親父は山にだけは家族を連れて行って自分の記憶に残ってるのが小学生になりたての南アルプスで、いきなり「この先に行くぞ!」
 ・・・って畑薙大吊橋を渡って進んだ先が自分のアルプスデビューだったと思う。
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 その時は、裕福ではなく寝袋を家族分買えなかったらしく、確か親父は毛布を背負ってのキスリングの後ろ姿が自分にはぼんやりと記憶に残っている。
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 それから、常念ー槍とか剱ー剱沢雪渓ー黒四とか自分にとって小学生の夏休みの一大イベントになっていった。
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 そんな中の剱の記憶が心に焼き付いていて、こんなに楽しいフィールド(遊び場)があるんだ!
・・・って、その時の衝撃の残像を今も山に来る事によって追いかけているのかも知れない。

 今となっては、そういう昔話を親父とお酒を飲み交わしながら話せる事に対して感謝しています。
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 昔からの親父の口癖で「岩だけはやるなよ!」

 ・・・とか、「雪山だけはやるなよ!」

 っと散々脅した後には、アルコールが入ると「岩はいいぞ〜!」
・・・「雪山はいいぞ〜!」

 と無茶苦茶な事を言う親父だけど、自分も昨シーズンから小屋泊だけど雪山に片足突っ込んでみたけれど、言葉通り素晴らしく美しい雪山に夢中になりました。
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 岩に対しては、一緒にやってくれる仲間がいないから、こうやって、なんちゃって岩体験の出来る穂高近辺や剱に魅力を感じます。
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 奥穂ー西穂もず〜っと来たかったけれど、なかなかタイミングが合わなかったから、今回こうやって来られてホントに嬉しく思います。

 あと行きたいのが剱の北方稜線かな・・・
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 ・・・話しは脱線したけれど、間ノ岳手前で、西穂から来た4人パーティーに合って、それから何人か西穂から縦走してくる人とすれ違いました。

 天狗からこの辺りまでが一番歩いていて面白かったです。
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 間ノ岳で小休止。

 空も青くなってきて、日差しも強く快適な稜線歩きです♪
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間ノ岳から逆層スラブを振り返る。
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 ホント、サイコロのような岩。

 後ろのおじさんは、ほとんど同じ時間に奥穂山頂を出発して、ペースが一緒で早いのなんのって。

 後で調べたら、ヤマレコってのに載っていて、自分と岩しんさんの後ろ姿が写っていました。
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 間ノ岳からもいくつもピークがあったけれど、核心部を過ぎてしまって、みるみるうちに西穂山頂にいる登山者の姿が目に入ってきます。
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 ホント、天気に恵まれて良かったです。

 前日の嵐は愛嬌として、やっぱり空が青いと元気になるし、気持ちが高鳴ってきます♪
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 右奥が西穂山頂。

 ピーク二つを越えるけれど、目の錯覚か?見た目ほど大変ではなく、気が付いたらピークを越えていたって感じの距離感です。
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 振り返ると奥穂から槍。

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気温も上がってかなり暑いですが、どこを見渡しても展望は最高の空中散歩です♪


 
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 何ヶ所か垂直の鎖場を通過して・・・
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 ・・・西穂手前のピークに着きました。
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 そこから西穂山頂。

 ・・・すごい人!・・・とそんなに離れていない自分たちのこのピーク貸し切り状態。
特に山頂に思い入れがある訳では無いので、この場所で中休止することにしました。

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 槍ケ岳。
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 通ってきた天狗岳。
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 笠。
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 黒部五郎。
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薬師。
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水晶。
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立山。
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槍。
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みんなに「登った事ないの〜?」・・・とバカにされる富士山。
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 素晴らしい展望を眺めて、満員の西穂山頂に向かいます。
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 焼岳もいいアクセントになってますね!
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 上高地河童橋。
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 取り合えず証拠写真。
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 ここもパシャリと・・・
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 西穂からは凄い渋滞でかなりすれ違いに時間が掛かります。
西穂は雪の季節に来てみたいと思いました。
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 振り返る西穂。

 ここってロープウェーで山荘の近くまで来られるんだよね!
登山者の雰囲気が奥穂と全く異なります。

 自分の甥っ子と同じくらいの子が登っていて微笑ましかったです。
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 焼岳。
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 西穂山荘では、まだ上高地に下らないきゃいけないけれどビールを飲んでまったりモード。

 ビールを飲んで気が付いたけれど、ここって生ビールがあったんだぁ〜!
・・・後悔して、さすがに二杯目は止めとこうと我慢しました。
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 しばらく休憩したら、腰が重くなって、これ以上くつろいだら動けなくなる!・・・っと上高地に下っていきました。
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 ビールを飲んで骨抜きになったからか?西穂山荘から上高地までの下りのこの道が今回のルートで一番苦しかったです。
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 上高地で温泉に入って河童橋から今回歩いたルートを眺めました。

今回は一日目の大荒れの天気で荷物はびしょびしょのまま二日目も靴はびしょびしょであまり良い条件では無かったけれど、二日目の天気回復の中と以前から行きたかった奥穂ー西穂ルートを岩しんさんと一緒に歩けて、岩しんさんとの初めての登山もルートは違うけれど、この穂高でいろんな想いの詰まっている穂高を歩けて最高に元気を分けてもらった、海の日の穂高レポでした。

by amitsuka1210 | 2009-07-28 01:36 |    ( 穂高連峰 ) | Trackback | Comments(0)
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