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2009年 07月 24日

海の日:奥穂〜西穂縦走 1日目《上高地〜岳沢〜穂高岳山荘》

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 7月19〜20日に岩しんさんと行った奥穂ー西穂ルートの一日目レポです。



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 出発は18日新宿発に夜行列車で、いつもならば登山者がたくさん乗る列車のハズが、悪天候が予想されるからか?殆ど登山者は居なくて席はガラガラでした。

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 いつも眠れずに初日を迎えるので、今回は写真の秘密兵器を持っていったので、眠れなかったけれど不思議と疲れはありませんでした。
 この枕はかなり使えます♪

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 松本から新島々までの電車も登山者が少ない。
 ・・・ちょっと肌寒い松本駅です。

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新島々から上高地までのバスの乗り継ぎ。

 空は重っ苦しくどんよりとしています。


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 上高地に着いた時には小雨程度で、ビジターセンターで朝食を食べて、レインウェアに着替え、準備を済ませて7時に出発しました。

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 歩き出すと雨は止んで河童橋を渡って、岳沢への分岐に向かいました。

 岳沢を歩くのなんて15年ぶりくらいで、いつもは最終日の前穂からの下りで疲労がピークの時に何度か歩いたイメージがあって、登り返す道としてはあまり良い印象はありません。

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 岳沢ヒュッテが倒壊してからか?この天気と言う事もあって殆ど人には会いませんでした。
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 風穴。

 岩しんさんのハイペースに引っ張られてぐんぐんと登っていきます。
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 2000mより先はご覧の雲の中に突入!

 ・・・って、去年のお盆休みも同じ岩しんさんと穂高で同じような景色を見たような。。。
 デジャブ?

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 途中、川を渡って岳沢後地に到着。

 雨は降ってきたので一眼をザックにしまって、GRで写真を撮る事にしました。
この少し前に単独のテントを背負ったお兄さんと3人組パーティーに会いました。

 15年ぶりに訪れた岳沢ヒュッテの変わり様が、暗雲立ち込める天気に後押しされて重苦しく感じました。

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 休憩すると寒くなるので、小休止してすぐに出発しました。

 この辺りから上空は唸り、木々は踊り狂ってましたが、ある程度想像していただけにまだまだ想定の範囲内です。

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 途中、「アンニョハセヨ」
・・・って韓国人二人組が下山してきて、よくこの嵐の中下山してくるなぁ〜・・・とちょっと心強くなりました。
 
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 次第に風が強くなって、北海道の遭難事故の事を考えてしまいました。

 この日は全国的に強風日だったらしく、他の人のブログを覗いて見るとみんな同じような感じでした。
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 森林限界を超えると風は強まるばかりで、身体があおられます。

 岩しんさんも言っていたけれど、この条件、単独だったら萎えるかも・・・
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 ここまで来たらGRが壊れてもいいや!
・・・っと横殴りの雨の中でも(ネタ)を集めなければと捨て身のGRで写真を撮りました。
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 結局、気が付くと紀美子平で4時間位で到着してました。
 
 思ったよりも岳沢は歩きやすかったし、後は吊尾根だけなので気分的に楽になりました。
 そこで・・・

 「前穂、行く?」

 「行く意味わかんねぇ〜!」

 ・・・って即決で、前穂はスルーしました。

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 この写真とは違うけれど、吊尾根になって風は強まったけれど尾根自体のトップを歩く訳では無いので、いくら強風でもあおられて滑落なんて心配はないので吊尾根は安心して歩けました。

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 それにしても雨が痛いし、身体も冷えてきました。
気温が5〜8度位なので平気だったけれど、北海道の様に体感気温が氷点下まで下ったらさすがに身の危険を感じてしまいます。

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 風の無い場所で岩しんさんをパシャリ!

 いくら捨て身のGRといえ、これ以上の撮影は無理。ここから穂高岳山荘までの写真はありません。

 吊尾根の強風はまだ許容範囲だったけれど、奥穂山頂からの突風が5割り増しで立ってられないし、呼吸が出来なくて、まさかこの時期に耐風姿勢を取るとは思いませんでした。

 斜めっても下からの突風で倒れなくて、なんかコントみたいな格好をする姿に自然の凄さ!人間の小ささを目の当たりにして、しんどいけれど笑っちゃうくらいにネジが外れました。

 奥穂山頂から小屋まではすぐなので笑って耐えられたけれど、北穂までだったら笑う事なんて出来ずに泣いていたかも。。。

 ・・・な〜んてね。

 でも、自分にとって貴重な経験だったし、岩しんさんの雨男パワー全開でまたしても辛い経験を共に過ごしました。
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 結局、上高地から6時間くらいで穂高岳山荘に着いて、受付を済ませたら一気に悪寒がきてストーブで暖まりました。

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 途中、ザックカバーが素っ飛ばされたから、突風の中装着し直すのも面倒だったツケで全てがびしょびしょ!

 乾燥室も満杯で、最悪の状態の中でも大好きなお酒は止められず、岩しんさんの差し入れの薫製を肴にバランタイン17年を頂きました。

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 結局、外は嵐でやる事が無いのでお酒が進み、二日目に続きます。

by amitsuka1210 | 2009-07-24 01:14 |    ( 穂高連峰 ) | Trackback | Comments(2)
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Commented by niwa at 2010-07-12 22:32 x
こんばんは。

ちょっと前の記事を読み返していたら気になるのを見つけました。
昨年の海の日の連休、7・19.20に僕も穂高へ行っていました。きっと19日に同じ穂高岳山荘に泊まっていたと思います!

今回の連休に岳沢の方から穂高に登ろうと考えています!
どこかの山でお会い出来るのを楽しみにしています!


Commented by amitsuka1210 at 2010-07-13 01:21
niwaさん、こんな一年前の古いレポを読んでくれてありがとうです。

海の日は、とてつもない突風の中を歩いて、穂高岳山荘の乾燥室が満杯で自分の中ではマイナスイメージでよく憶えています。

 今度の連休は岳沢ー奥穂ですか?
今年から岳沢の小屋が復活した?見たいですね。

天気が良かったら、重太郎新道からの奥穂ー西穂の天狗岳、間ノ岳とかが痛いくらいシャープで格好良いですよ!

自分は四国遠征なので、レポを楽しみにしています。


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